マツダ新型「CX-5」がJMSで日本初公開。まとめると…完成度に日常の使いやすさを上乗せした“正統進化”SUV

新型CX-5（2.5L スカイアクティブG＋マイルドハイブリッド仕様）

「スカイアクティブZ」は「X」より現実的なユニットに

パワートレインも段階的に展開されます。

まずは2.5L 「スカイアクティブG」＋マイルドハイブリッド仕様が先行して登場予定。そして2027年以降には、新開発「スカイアクティブZ」＋新ハイブリッドシステムが追加される見込みです。

スカイアクティブZは詳細未公表ながら、「スカイアクティブX」で培った“ガソリンとディーゼルの良いとこ取り”技術をさらに現実的な形で昇華させたユニットになるようです。新ハイブリッドとの組み合わせで、走りと燃費をより高次元で両立させるとのこと。

この発表内容を見る限り、3代目CX-5にはディーゼルエンジンは設定されないようです。

2012年当時、ディーゼルはハイブリッドやEVと並ぶ“クリーンな選択肢”として補助金もありましたが、欧州の撤退ムード以降は日本でもすっかりトーンダウンしました。

とはいえ、原油を輸入してガソリン・軽油・重油などを精製する日本において、軽油は輸出超過。化石燃料を使う以上、どちらかに偏らずバランス良く使うことが「もったいない精神」にも合うと思うのです。