ミトの魅力が急上昇! マルチエア+TCT搭載
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
僕は自分自身で「ミト 1.4 ターボスポーツ」を所有するが、実際に「ミト TCT」を走らせても、エンジンスペック的な物足りなさはほとんど感じなかった。というよりもむしろ、低速での扱いやすさはマルチエア+TCTの方が上だと感じた。というのも1.4 ターボスポーツの場合は低回転でのトルクが細い上に、MTとの組み合わせとなるため、ある程度回転/速度を高めた状態でシフトアップしないとギクシャクしてしまう。それがTCTならば、当然効率の良いところでシフト操作してくれる上にエンストがないため、気を遣ってスロットル操作する煩わしさからも逃れられる。
もっともマルチエアの採用で絶対的なトルクが落ちているため、低回転域ではレスポンスの鈍さを感じる人もいるかもしれない。特にドライブモード「アルファDNA」が「N」だと、エンジンのレスポンスも抑えている上にTCTも矢継ぎ早のシフトアップとなるため尚更だ。
とはいえ、何より嬉しいのは待望の2ペダルということだろう。MTライクな操作はもちろん、ダイレクト感もしっかり味わえるが、TCTの搭載によってミトが多くの人に開放されたことが大きい。いままではMTを許容する人だけにしか、その楽しさを提供できなかったが、これからはより多くの人がその楽しさ&気持ち良さを味わえる。
しかもTCTに触れて少々ショックだったのは、僕が購入した初期型の1.4 ターボスポーツよりも遥かに乗り心地が良くなっていたことだ。そもそもミトはリアのサスペンションがトレーリングアームながら17インチタイヤを採用するという大技ゆえに、段差通過などではリアの突き上げが厳しく、バネ下の揺れ残りもあった。しかし同じ17インチを履きながらも、今回試乗したモデルはリアからの突き上げも弱まり、全域でしなやかさが増した印象を受けた。登場から時間が経ち、ずいぶんと洗練された印象だ。これならTCTで広がるユーザー層にも、しっくりと“ミート”する乗り味といえる。
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