新型エクスプローラー アメリカンSUVの新境地
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
今回、試乗する前にフォードスタッフから「ライバルは…アウディです、アウディのQ7。向こうの資料にハッキリと書いてありますから」との言葉を聞き、私は正直「それ本気?」と開発陣に問いただしたくなった。そう、ハイクオリティの権化とも言うべき、アウディのそれもトップレンジSUVであるQ7。そこには単なる高級車という以上に、もはやゲルマン民族の意地が結集している。
一般的に見て対抗しうるのは日本のレクサス、あるいはポルシェやフェラーリ級のブランドしかなく、申し訳ないがフォードのエクスプローラーがその領域に簡単に行けるとは思わない。というか両者はそもそも目指すモノが違うのだ。
エクスプローラーは初代モデルが90年に上陸した元祖7人乗りSUVで、ベースはピックアップトラック系のブロンコ。ワイルドで骨太なデザインと、荒っぽく使い倒せる実用性が信条だ。
一方Q7は、そもそもSUV以前に高級車。ベースはVWトゥアレグやポルシェ・カイエンとほぼ共通で、悪路走破性というよりも都会での使い勝手を優先した大型車。言わばリーバイスのジーンズと、ドルチェ&ガッパーナのジーンズぐらいに特性が違う。
実際、エクスプローラーは初代の登場以来世界累計600万台、日本だけでも3万台を売った定番中の定番。同じ"SUV"ではあるが、生きる世界が違うのだ。だが、それを目指したところにこの5代目エクスプローラーの新しさはあった。
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