アウディA3試乗 新型ゴルフと悩んだらどちらを買うべきか?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 106
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 106
話を戻そう。全長4.5m程度(セダン:4495mm)だし、エンジン横置きなので、A4、A6、A8のような伸びやかさは望むべくもないが、それでもA3セダンのスタイリングはなかなか魅力的だ。セダンに求められるフォーマルで落ち着いた雰囲気がちゃんとある。
ゴルフで確認済みだが、1.0L直3ターボ、7速Sトロニック、MHEVのパッケージは、上品な挙動に終始し、力強さも十分といえば十分で、気に入った。まず発進時にギクシャクすることがあったSトロニックの弱点がモーターによる加速アシストによって解消されている。アイドリングストップからの再始動時のエンジンの振動もほぼ感じられない。
加速もOK。先日ゴルフの原稿に「(アクセルを踏み込むと)ブーンという3気筒らしい音が聞こえるが、音量と振動はよく抑え込まれていて、安っぽさ、不快さはない。肝心のパワーは、速いわけではないが、かったるいほどでもない」と書いたが、そっくりこのクルマにも当てはまる。
さすがに箱根の登り勾配のきつい区間ではグイグイ加速するというわけにはいかないが、平坦路では十分だ。過給器付きとはいえ排気量が小さいので最大トルクは200Nmに過ぎないが、加速、特に発進加速の力強さは230~250Nmあたりに思える。モーター万歳。
前後して30TFSIスポーツバックにも乗ったが、ワインディングロードを活発に走らせても、車両重量がほとんど変わらないこともあって、ボディ形状による挙動の違いは感じられなかった。ゴルフでも感じたことだが、セダンにせよハッチバックにせよ、ボディ剛性の高さを乗員に常に感じさせてくれ、いいモノ感に包まれる。ちょっと贅沢してよかったなと思える。逆に試乗してここに恩恵を感じないようなら同クラスのもっと安いクルマで十分かもしれない。
従来型同様、リアサスが上級版はマルチリンク、廉価版(1.0L)はトーションビームだが、トーションビームがダメというわけではなかった。自分自身のゴルフバッグを入れてみると、ハッチバックだと入らなかったが、セダンなら楽に入った。
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