アウディの新型「A3スポーツバック」登場。存在感を増したスポーティさが特徴
掲載 更新 carview! 写真:アウディAG 123
掲載 更新 carview! 写真:アウディAG 123
アウディは3月3日、4代目となる新型「A3スポーツバック」を発表しました。サイズは先代と全高とホイールベースは変わらず、全長と全幅がそれぞれ約3cm拡大し、全長4.34m、全幅1.82mとなっています。主要なヨーロッパ諸国では3月から先行販売が開始され、納車開始は5月初旬となります。価格は110kW(150PS)を発生する1.5 TFSI搭載グレードで28,900ユーロ。日本円で約350万円(1ユーロ120円換算)となっています。
新型A3スポーツバックは、最近のアウディのエクステリアデザインに則ったブリスター状の前後フェンダーを採用。歴代のどちらかと言えばシンプルなデザインから一転、筋肉質でスポーティなスタイルに変貌しました。
フロントフェイスはワイドでシャープなシングルフレームと、その左右に大型エアインテークが配されて、立体的で精悍な顔つきとなっています。フロントヘッドライトに採用された3×5配列のLEDからなるマトリクスLEDヘッドライトのデイタイムランニングライトは、最新のQ8やA1などと同じストライプ状の意匠で、新世代アウディ顔を強く意識させます。リアスタイルは写真で見る限り、リアウィンドウの傾斜が強くなり、ヘッドライト同様シャープになったリアランプと相まって、よりワイドでスポーティな印象です。
インテリアも同様に、運転席を中心に左右に広がるブラックのインストルメントパネルの滑らかな曲線と、ドアトリムやシフトノブなどの多面的な直線とが織り交ぜられた、シックなだけではなく、いい意味での“アク”のあるデザインとなっています。インパネセンターには、上級モデルでお馴染みの10.1インチ タッチディスプレイを標準装備。手書き文字入力をはじめ、日常会話対応のボイスコントロール操作を可能にしています。上位バージョンに採用されているバーチャルコックピット プラスのディスプレイサイズは12.3インチで、3種類のビュースタイルに切り替え可能です。
また、新型に採用されたシート地は、アウディ初となるペットボトルのリサイクル素材から製作。使用する生地の最大89%がリサイクルされたペットボトルに由来するそうで、各シートに1.5リッターのペットボトルで最大45本使用されています。他にもカーペット用に同62本を使用し、さらに断熱材や吸収材などにもリサイクル材料を使用。今後アウディではすべてのモデルのシート地をリサイクル原料に変えていく予定で、サスティナビリティへの取り組みを強化するとのことです。
欧州発売時に用意されるパワートレーンは3種類で、110kW(150PS)の1.5リッターTFSIのガソリンエンジンと、ディーゼルエンジンが2.0TDIの85kW(116PS)と110kW(150PS)という出力違いの2種類。6速マニュアルトランスミッションまたは7速S tronicを介して、前輪を駆動します。少しインパクトの弱いスペックに見えなくもないですが、追って排気量の異なるエンジンやマイルドハイブリッドシステム、四輪駆動のquattroドライブといったバージョンを徐々に追加して、ラインナップを拡大する予定とのことです。
ドライバーアシスト機能は、 上級モデルではお馴染みのステアリング介入により走行車線をキープするアダプティブ クルーズアシストを採用するなど、長距離走行における快適性向上を図っています。
上級モデルに匹敵する機能を取り入れつつ、これまでのシンプルで万人受けする印象から、スポーティ路線に転向したかに見える新型A3スポーツバック。国内上陸のタイミングが気になります。
【 アウディ A3スポーツバックのその他の情報 】
アウディ A3スポーツバックの中古車一覧
アウディ A3スポーツバックのカタログ情報
アウディ A3の買取相場
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
グラフィットが特定原付『NFR-01』の販売を開始…特定原付ならではの課題と対策
マツダ「MX-6」は国産2ドアクーペの五指に入るスタイリッシュさだった! 惜しむらくは4年に満たず終売となったこと【カタログは語る】
レッドブルの今季マシンRB20、次世代2026年見据えた「大勝負」だったとチーフエンジニア
エイリアンバイクが日本襲来!KTMが1390と990の新型デュークを日本初公開【モーターサイクルショー2024】
「カワサキ プラザ高槻」がリニューアルオープン!大阪と京都の中間地点で、抜群に訪ねやすい!
【復刻版カタログ/1989コレクション】「スポーツカーに乗ろうと思う。」というコピーが心を昂らせたフェアレディZ(R32型)の肖像
【SUPER FORMULA(全日本スーパーフォーミュラ選手権) 第1戦 /鈴鹿サーキット】3番手グリッドからスタートの野尻智紀選手が貫録の優勝を飾った!
トヨタ新型「セリカ」登場!? 復活の“8代目”どんなクルマになる? 待望の「2ドアクーペ」の現実性とは
広範囲を保護するアルパインスターズの新型サーキット用エアバッグ「TECH-AIR(R)10」が岡田商事から4月中旬発売!(動画あり)
走り特化の新型カントリーマン、MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン発表
【比較試乗】電動化時代のドライビングプレジャーとは? 最新BEVスポーツサルーンは洗練された乗り心地か軽快なハンドリングか「ポルシェ・タイカン・ターボS vs BMW・i5 M60 xDrive」
ホーナーの行為を告発した女性従業員がFIAに対し正式な苦情申し立て。レッドブル社は告発を却下、女性は停職処分に
青のストライプと真っ赤な内装、どちらがお好み? 「コルベット」特別仕様車は限定40台
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選