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メルセデスGLK海外試乗 同社初のコンパクトSUV!

ベースのCクラスより良かった

個人的にカタチは…だが、それはさておき走りにはちょっと驚かされた。もちろん欧州仕様を欧州で走らせたわけだし、試乗コースも路面状態が良かったということもある。が、そんな中での印象を誤解を恐れずに言ってしまえば、「ベースのCクラスより良かった」だ。

GLKの成り立ちはCクラスのプラットフォームをベースに、Sクラスから採用した新世代の4マチック(=4WDシステム)を組み合わせ、最低地上高をアップする(結果187mm)という乗用車からの派生SUVではお馴染みの手法だ。実はこの手法を使うと、ベース車よりも走りが良くなる可能性は高い。普通に考えれば、車重が増え、背が高くなるのはネガティブな要素のはず。だが実際には車重増加による乗り味での重厚感アップや、背が高くなる(=最低地上高も上がる)がゆえのサスペンション・ストロークの増加による乗り心地性能アップとなり、いざ乗ってみると「ベース車より良いじゃん」となる。しかもこれ、しつこいようだがスバルがフォレスターを初めて作った時と一緒の話でもある。乗り味が重厚かつしなやかに動く足を手にしたフォレスターは、インプレッサやレガシィよりも確実に上質な感覚を生み出していた。

そんなワケでGLKも、Cクラス以上に乗り味・走り味に優れていた、というワケ。しかも試乗車は19インチサイズのタイヤを履いているにも関わらず、乗り心地が良く、コーナーで実にしなやかな足の動きを見せてくれる。言うならばCクラスよりもあらゆるものが“たっぷりとした感じ”の乗り味が生まれていたのだ。

しかし! そうした乗り味の良さとは裏腹に、ドライブトレーンに関してはとても悩ましいものがあるな、と思えたのが実際だ。いや正確に記すならば、“インプレッションとして”のドライブトレーンは決して悪くない。だが、どのエンジンをチョイスするのか? を考えると実に悩ましいのだ。なぜなら日本市場には「GLK280」、つまり3.0リッターのV6のみが導入されると言われているからである。

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