発明級の小技も!? 生活者視点で攻める新型スペーシア、ライバルは射程圏内
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:中野 英幸 3
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:中野 英幸 3
用意された車両はスペーシア(標準モデル)の上位グレードである「ハイブリッド X」のFF車である。標準モデルには下位グレードにあたる「ハイブリッド G」があるがその価格差は13万5000円。低価格&低ランニングコストを求める軽自動車においてこの価格差だけを見ると「安いほうで十分では?」といった声が聞こえてきそうだが、実際のところ装備差は価格差以上にある。特に今回の売りのひとつである、室内の空気を循環させる「スリムサーキュレーター」はXのみに設定、Gはメーカーオプションでも装着できない。
その他にもプレミアムUVカット&IRカットガラスやロールサンシェード、運転席シートヒーター、そもそもしっかりとした着座姿勢を実現するためのシートリフターやチルトステアリングもXのみの設定である。ママの普段の足や子供を乗せて走ることを考えれば、前述した快適装備はあったほうが絶対に良いだろう。その点でもXグレードがオススメである。
またここからは個人の好みになるが、最近流行の「2トーンルーフ」やそれに連動するルーフレールもXグレードのみのオプション設定である。ちなみにボディカラーはXが14色(オプション含む)、Gが10色であることからも、標準モデルを購入するならまずXグレードを基準に考えてほしい。
搭載するパワートレーンはスズキではすっかりおなじみの「マイルドハイブリッド」。標準モデルにはターボ仕様の設定はないが、ISGと呼ばれる小型モーターとリチウムイオンバッテリーによる“飛び道具”は燃費や走りの点でもユーザーへのアピール力に優れる。特にスズキのこのシステムはアイドリングストップ時からのエンジン始動が極めてスムーズ。“ブルルン”という音と振動は非常にうまく抑えられている。後席で寝ている子供はこういう音にも敏感に反応する時がある(経験者)ことからも、この機構自体はいつも高く評価している。
またISG自体はワゴンRのフルモデルチェンジの段階でモーター出力&トルクも向上しているし、今回CVTの副変速機機構を廃止したことで軽量化にも寄与している。実際走らせてみるとストップ&ゴーの多い街中では非常に走りやすい。ただひとつ言わせてもらうと、標準装着のタイヤは低燃費狙いで空気圧が高いため、市街地にある石畳のようなシーンでは路面からの入力に対してタイヤがポンポン跳ねるような動きをする。特殊な路面状況とはいえ、やや気になる点である。
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