スバル初の公式ファンミーティング、熱気あふれる「SKC」から報告
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU、編集部
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU、編集部
3月27日(日)、スバルネクストストーリー推進室が企画した初の公式ファンミーティング『SUBARU FAN MEETING 2016』が開催された。特設サイト(http://www.subaru.jp/fan_meeting/)で実施された事前応募には約3500件の申し込みがあり、今回は抽選で選ばれた1000台のスバル車と2500人のファンが集結した。
心配された天気も予報とは反対に晴れ間がのぞくようになり、開発者やファンたちが思う存分に“スバルを語る日”となった。ここでは熱気あふれるイベントの模様を50枚の写真とともに報告していこう。
ファンミーティングの会場となったのは、栃木県佐野市にある「スバル研究実験センター(略称:SKC)」。通常はもちろん非公開で、メディア向けに開放される際にも撮影規制がかかるのが普通だが、今回は太っ腹にも基本的にすべてフリー。参加したファンらが熱心に写真や動画を撮り、自身のSNSにアップする姿も多く見られた。このあたりは、ファンとの距離を縮めるとともにその声を聞き、今後の開発に活かしていきたいというスバルの考えの表れだろう。
テストコース内では往年の名車から最新モデルまで数々のスバル車が走り、現地で“当たり”を引いた一部のファンが同乗できるプログラムも用意された。
約4.3キロの高速周回路ではファンを乗せた「WRX STI」やドライビングアカデミーの「BRZ」が180km/h以上のスピードで駆け抜け、ダートでは「フォレスター」が悪路走破性を誇示し、低ミュー路ではラリーカーが華麗なドリフトを披露するなか、「スバル360」や「1000」、「レオーネ」などの往年の名車が走る姿はどこか牧歌的で、ファンたちの表情は自然とほころんでいた。
レガシィやレヴォーグ、インプレッサといった主要モデルのPGM(開発担当者)と直接コミュニケーションを取れるのも目玉のひとつだった。トークショーやオーナーズミーティングでクルマ作りへの思いや秘話を語るPGMに対し、ファンらは熱心に耳を傾け、鋭い質問を繰りだしていた。
生粋のスバリストも多かっただけに、先日のNYオートショーでワールドプレミアされた新型インプレッサの情報も当然のようにチェック済み。インプレッサのPGMは「スバル車における下克上です」と表現し、クラスを超えた内外装や走りの“質感”に自信を見せていた。また、5ドアハッチとセダンの差別化もより明確化されたようで、走りの味付けはセダンがよりスポーティな方向になっているという。
NYでは初の大幅改良を実施したトヨタ86も発表されたため、兄弟車であるBRZの今後にも注目が集まった。「ターボ化はあるのか?」というファンからの質問(要望?)には苦笑いしながら「ありません」と答えていたBRZのPGMだったが、その表情は近い将来のビッグマイナーを予告していた。
朝早くからのイベントは、オーナーたちが愛車とともに参加したパレードランで締めくくられた。イベントの最初から最後まで参加し、自らリーフレットを配ってファンを出迎えた富士重工業・吉永泰之社長は、充実した表情を浮かべながら、「今後もユーザーと触れ合う機会を大切にしていきたい」と語った。
スバルとファン、ファンとファンをつなぐ『SUBARU FAN MEETING』は、来年以降も継続して開催されることだろう。また、ユーザーのアイデアにスバルが乗る企画「アクティブライフスクエア(http://www.subaru.jp/lifeactive/)」も是非チェックしておきたい。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
欧州版「軽自動車」規格 新『M1E』カテゴリー導入決定 全長4.2m以下の小型EVに優遇措置
未来的なイメージで斬新な顔に!? ヤマハ「MT-09」新色が好評 納車は年明け?
”新米パパ”フェルスタッペンが娘リリーを語る「今の日々を、本当に本当に楽しんでいるんだ」
アルファード&レクサスLMの人気がヤバい! タイで「コミューター」の顔面整形が流行っていた!!
離脱したマルコの役割は分割か。引き継ぎ候補にベッテルの右腕やミンツラフCEOの名前
瀬戸大橋-高松のショートカットルートがついに全線4車線化! もと有料の快走路が改良 高松駅直結!
JDM流行の波は止まらない!? 特別なR34「GT-R」が米国オークション登場 生産台数300台 希少な「Vスペック ミッドナイトパープルII」の価値とは
「やっぱこの色!」ヤマハSR400/SR500カラー大図鑑:王道のブラック系
北海道「ニセコモデル」3年目、冬季タクシー不足解消へ…応援隊など19社54台が参画
三輪EV「coffret」、ピンクとブルーの限定パステルカラー2色を追加…全7色に
往年のF1マシンと発売前の「ホンダRA272」エンジンモデルをタミヤプラモデルファクトリー東京で公開!展示期間は12月25日まで
欧州(EU)が2035年のエンジン車禁止を撤回 自動車メーカーら業界の反発受け方針転換へ
【EVなんてまだ早い?】そう思う人向けに「ぜんぜん売れてない電気自動車」の意外と悪くない日常メリットを拾ってみた
車高は低くても価格が高すぎ!? 「RS」投入で「ヴェゼル」の販売が好調…装備内容を考えれば「納得」の声
【V10「LFA」超えの可能性?】新型「GR GT」の4.0L V8が“トヨタ最高傑作”と噂される理由。EV時代でもV8を捨てなかった背景に迫る
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤーで2位獲得! 新型「プレリュード」購入者のリアルな声
【アレがない衝撃】アウディ新サブブランドの「E7X」量産モデルが初公開! アウディ伝統“4つのリングが完全消滅”の新顔で2026年発売へ
【正式発売】トヨタ新型「RAV4」がついに登場! 価格は450〜490万円で“最大約64万円上昇”。月販3000台目標も早期完売の可能性濃厚か
「エクストレイル」改良後の売れ行きは? 中身は魅力的でも、ラインアップの弱さとライバルの新車ラッシュで苦境に陥る予感…
【軽自動車を全米で作る?】また“トランプ砲”に振り回されるかもしれない日本勢に提案したい「マンハッタン・ママチャリ計画」
【ついにニスモに6MTが来た】東京オートサロンで「フェアレディZ」マイチェン版を初公開!ドデカフェンダー装備のニスモ“新コンセプトモデル”も初披露
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!