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クルマを眺める“家”こと「ガレージハウス」とは。日本でも最先端の“高級物件”で採用される設計や設備が斜め上レベルの世界だった

ガレージハウスはどんな空間設計が必要なのか

車好きの理想である、クルマを愛でる暮らし。「しまう」から「眺める」へ。そんなガレージハウスをつくるには、どんな条件が必要なのか? 高級賃貸物件である THE GRANDUOシリーズなどを手がける建築家・小川達也さんが、設計の勘所から空調・照明・防火法規まで、プロの視点で語った。

「ガレージハウス」。この響きに、あなたはどんな光景を思い浮かべるだろう。スポットライトに照らされた愛車、静けさに包まれた夜のリビング、その向こうにちらりと覗くフォルム。あるいは、休日の朝、窓を開けた先に広がる、小さな個展のような風景かもしれない。

「実際、そんな“ちょっといい空間”をつくるには、思いのほか緻密な設計と美意識が必要です」。東京都内を中心に富裕層向けの住宅や施設を数多く手がけてきた建築家・小川達也さん(16Architects)は、ガレージハウスの本質をこう語る。

小川さんは、会員制サーキット「THE MAGARIGAWA CLUB」のクラブハウスをはじめとしたラグジュアリー層向けの大規模施設から、都市部の限られた敷地を活かした住宅まで、多様なスケールで設計を行ってきた経験を持つ。

そんな小川さんが語る、都市部での設計における難題は「限られたスペースに2台分の駐車+人がくつろげる空間をどう確保するか」。たとえばガレージの広さは最低でも3メートル×6メートルを確保したいところだし、車種によってはファサード(建物の正面の外観)の傾斜角度にまで配慮が必要になる。

スーパーカーのような車高が低いモデルでは、バンパーのクリアランスをシビアに計算しないと出入りのたびに擦ってしまう。にもかかわらず、メーカー側が細かなデータを開示していない実情から、設計者の経験値と現場での調整力が問われるのだという。

(次のページに続く)

#ガレージハウス #クルマを愛でる暮らし #車好きの理想 #不動産 #住宅

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