“弾不足”日産が待ち望む「新型コンパクトミニバン」はフリード／シエンタに高級感で勝負を挑む

日産 オーラ

「高級路線」でフリードやシエンタと差別化

一方、すでにフリードとシエンタの「一騎討ち」の構図が定着しているコンパクトミニバンというカテゴリーにおいて、日産が投入する新モデルがそこに割って入ることは簡単ではありません。

そのため、日産が投入するコンパクトミニバンには、フリードやシエンタとは明確に差別化された「特徴」が与えられるものと考えられます。

そのひとつとして考えられるのが「高級路線」です。

フリードやシエンタは、幅広いユーザーをターゲットにしていることもあり、エントリーグレードの価格は一定以下に抑える必要があります。

しかし、日産の新型コンパクトミニバンはガソリン車を設定しないことが濃厚であるため、エントリーグレードの価格はフリードやシエンタより割高になると見られます。

それを逆手にとり、コンパクトミニバンの使い勝手と機能性をもちながら、ライバルよりも上質な内外装をもったモデルとする可能性が高そうです。

実際、ノートおよびノート オーラは、同様の戦略でライバルと互角以上の戦いを見せています。

そういう意味では、日産が投入する新型コンパクトミニバンは、「コンパクトなセレナ」、場合によっては「コンパクトなエルグランド」と呼べるモデルとなるかもしれません。

【日産 オーラ e-POWER】

＞【クルクル動かせる！】360ビューはこちら
＞価格やスペックはこちら
＞ユーザーレビューはこちら
＞専門家のレビューはこちら
＞中古車情報はこちら
＞みんなの質問はこちら