今やMT車のメリットは「運転が楽しい」以外に存在しない…それでもMT車が無くならない明確な理由
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 171
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それでも、MTは完全には消えないと考えられます。その理由は、スポーツカー市場において一定の需要があるからです。
たとえば、トヨタ「GR86」やマツダ「ロードスター」などでは、MT比率が50%を超えることもあります。「自分で操る楽しさ」を求める層が一定数存在するため、特定の市場では今後もMTの需要が続くと見られています。
また、トヨタはBEV向けに「MT風」のトランスミッションを開発中です。
これは、BEVでもMTの操作感を再現するもので、「シフト操作」や「クラッチペダル」が存在します。BEVでも、MTの操作感を楽しむ文化は残る可能性があるのです。
現在、MT車の最大のメリットは「運転の楽しさ」に尽きます。
かつての実用的な優位性はほぼ消えたものの、MTならではのドライビングフィールを求める人々は一定数存在し、そのニーズに応える形でスポーツカーなどには今後もMTが残される可能性が高いと言えます。
また、BEV時代になっても、MTのドライビングを楽しむ文化は続いていくかもしれません。MTの本質は単なる「移動手段」ではなく、やはり「操る楽しさ」にあると言えます。ユーザーが「操る楽しさ」を求める限り、MTがなくなることはないのです。
(終わり)
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