今やMT車のメリットは「運転が楽しい」以外に存在しない…それでもMT車が無くならない明確な理由
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 171
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また、価格の面でもMTはかつて優位性を持っていました。MTは構造がシンプルで生産コストが低く、ATよりも安価で販売されることが一般的でした。
しかし、近年はMTの需要が減少し、対応する車種も限られてきたため、価格差が縮小。むしろMT車の生産台数が少ないため、ATモデルの方が安い場合もあります。
さらに、日本ではAT限定免許の取得が主流となり、MTの設定がない車種も増えています。「安いからMTを選ぶ」という時代ではないのです。
このように、技術の進化によりMTの実用的なメリットはほぼ消失しました。さらに、運転支援技術の進展により、MTは今後さらに淘汰されていくでしょう。
運転支援技術はコンピュータでの制御のため、MTは技術的に対応しづらいという課題があります。
加えて、今後さらにBEV(電気自動車)が普及すると、MTの必要性はさらに薄れます。BEVは基本的にシングルギアで走行するため、変速機自体が不要となるからです。
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