スバル新世代ボクサー 走りはどう変わった?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
まずは新旧モデルのスペックをご覧頂きたい。
最大トルクにわずかな差があるだけで、最高出力は発生回転数を含めまったく同じ。動力性能はEJ20型と同等でよしとし、それによって浮いたポテンシャルを燃費に振り向けるのが狙いだったに違いない。実際、燃費はMC前モデルに対し約9%向上した。
燃費だけでなく、0-100km/h加速もコンマ2秒向上したが、正直なところ明らかに速くなったという実感を得ることはできなかった。しかしそれは「アクセル全開」という、日常的にはほとんど使わない状況での話し。アクセルを少し踏み込む、半分踏み込むといった、パーシャルスロットルでの振る舞いには意外なほどの大きな違いがあった。
まずは発進。MC前のモデルでも発進がモタつくことはなかったが、新型のほうがトルクの立ち上がりが素早く、軽快感が強まった。一定速度でクルージングしている状態からアクセルをスッと踏み込んでいったときの力感も明らかに向上している。踏み込んで、さらにまた踏み増す…といった運転をしたときの追従性もよくなった。全体的にアクセル操作に対するレスポンスが向上し、ドライバーの望みどおりの加速を得られやすくなったと報告できる。
ロングストローク型エンジンは高回転域が苦手とされるが、トップエンドまで回した際のフィーリングも悪くない。EJ型と同じく、抜群のスムースさを維持しながら気持ちよく回りきる。このあたり、水平対向エンジンのアドバンテージをきっちりと継承しているのは嬉しい部分だ。
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