カムリとアコードの宿敵、最新ソナタにも試乗。韓国車のデザインとクルマとしての実力は?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小沢 コージ、Hyundai Motor America、KIA MOTORS CORPORATION 150
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小沢 コージ、Hyundai Motor America、KIA MOTORS CORPORATION 150
毎年末に行く「WCOTY」こと「世界カー・オブ・ザ・イヤー」のLA試乗会。今回「ポルシェ タイカン」に乗れたのもラッキーでしたが、韓国車にイッキ乗りできたのもラッキーでした。それも80年代からある伝統のFFセダン「ヒュンダイ ソナタ」の新型に、新世代の「ヒュンダイ パリセード」と「キア テルライド」の新兄弟SUV、小型SUVの「ヒュンダイ べニュー」、ピュアEVの「キア ソウルEV」の5台にまとめて!
短時間すぎて細かい印象は覚えていませんが、まず驚いたのは出たばかりの8代目ソナタのアグレッシヴデザイン! アメリカでは問答無用、現地ナンバーワンFFセダンの「トヨタ カムリ」「ホンダ アコード」のガチンコライバルで、最近ヒュンダイはイマイチ販売が不調ですが、とにかく攻めに攻めまくってる。写真を見れば一目瞭然、アストンマーチンもビックリの噛み付きフェイスに、前後フォルムもとろけるチーズのように湾曲しており、猛烈スポーティ。見た目の個性という面では完全に日本車負けてます。「トヨタ RAV4」ぐらい頑張らないと!
乗ったのはカムリと真っ向対抗のハイブリッドモデルでなくて残念でしたが、1.6Lターボで十分なパワーがあり、パワートレインはなかなか。一方、乗り心地やハンドリングに強烈な個性はなく、そこは日本車ファンとしてひと安心。最近ドイツ車を意識した車作りが目立つ韓国車ですが、まだ全域には行き渡ってないもよう。
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