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「どんどん尖っていきたい」世界で戦うドリフト女子、始まりの地 お台場へ【下田紗弥加 独占インタビュー】

まだいまは夢の途中。まずは尖らせる

ドリフト競技のトップカテゴリー「D1GP」に昨シーズンから女性で唯一フル参戦を果たしている下田紗弥加選手。

気さくで天真爛漫な人柄も相まって多くのファンを魅了する下田選手に、シーズンを折り返したこのタイミングで独占インタビューを実施。今シーズンの振り返りと、今後の意気込みを聞いた。

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ーーシーズンも残りはオートポリスとお台場の2大会(4ラウンド)。3大会(6ラウンド)を終了した今シーズンここまでの戦いを振り返っていかがでしたか?

下田紗弥加選手(以下、下田選手):シーズンが始まる前から、今年は去年よりベスト16に残るハードルが高くなるだろうと思っていました。それは、(下位カテゴリーの)D1Lightsの上位陣がD1GPに上がってくることと、ベテラン選手の復帰もありエントリー台数が倍になるからです。

年々D1GPのレベルも上がっているので、去年難しく感じていたことは今年当たり前にできて、今年はさらに進化しないと通用しないなと思っていました。

D1Lightsは目検審査なので、目検審査で逃れられることって実は結構あるんです。でもD1はDOSS*を使用するので人の判断で「今の良かったよね、点数出たよね」っていう走りでも、ちょっとのブレや誤魔化しもちゃんと拾う。

*: D1オリジナルスコアリングシステム。GNSS(GPSを含む世界各国で整備されている衛星測位システム)アンテナと、角速度センサー(ヨーレイトセンサー)をクルマに装着し、クルマの動き(ドリフト状態)を機械的に解析して得点をはじき出し、客観的な採点をするシステム(D1グランプリオフィシャルページよりhttps://d1gp.co.jp/9244/)。

ーーD1GPでは誤魔化しが効かないと。

下田選手:そうなんです。そういう背景もあり、D1Lights時代にそこに凄くこだわって走らせてきました。もっと簡単に予選を通す走らせ方もあるけど、難易度が高くミスをするリスクを取ってでも、その走らせ方で上がっていかないと、その先で通用することができない。

時間はかかりましたが、下積みをD1Lightsでたくさんさせてもらったので、D1GPではとにかく自分の走りを思いっきりやって、引っ掻きまわせるようなドライバーになりたいと思っています。

今は新人だからとにかく元気よく(笑)。細かい詰めはこの先経験値を積んでからだと思っているので、いまはとにかく攻めた走りを極めたいという意識で走っています。

ーー下田選手らしい理想の走りを追い求めているんですね。

下田選手:応援頂いてる方や、見てくれている方達の胸が熱くなるような走りができるようになりたいです!

ーーそれがまさに前々回の筑波ラウンドの走りだったわけですね?

下田選手:まだまだ荒削りですが、どんどん尖っていきたいです(笑)。

尖れば尖るほど結果は出しにくくなりますが、D1GPの先輩たちは只者じゃないので常に全開で戦えないと勝ち目がありません。それが当たり前になって私の武器になっていけば、いつかトップの大先輩達たちとバッチバッチな戦いができるんじゃないかと……頑張りますよ!!

ーー丸く収まっても上位にはいけないと。

下田選手:記録も大切ですが、やっぱり記憶に残るドライバーになりたいです!

ただファンの方たちが会場に応援しに来てくれるんですけど、追走に残れないと単走2本走って終わりなので、追走に残れない時はそれが心苦しいです……。

早くトップドライバーと同じ領域に辿り着けるよう頑張りますので、見守って頂けると嬉しいです。すぐできるようになるような天才系ではありませんが、できるまで諦めません!

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