【発売から7年でも色褪せない】「マツダ3ファストバック」にあらためて試乗。特別仕様レトロスポーツの質感と走りを再確認した
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 83
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 83
今回試乗したのは、1.8リッターディーゼル直噴ターボエンジンを搭載する「XD Retro Sports Edition(クロスディーレトロスポーツエディション)」(2WD)です。
「レトロスポーツエディション」は、2023年に追加となった特別仕様車で、レトロなスポーツを現代風に解釈した内外装のカラーリング等が特徴です。具体的には、外装の主なメッキ部分やホイールをブラックとした外装、テラコッタとブラックを組み合わせた内装を中心に、光沢を抑えたトリムやバックスキン調のレガーヌ素材を使用し、ひとクラス上を思わせる凝った仕上がりになっています。
実際、触れてみた手触りも良く、見た目の質感も高いので、車内に乗っているときの満足感はプラスに働きます。
ベースグレードにあたる「XDツーリング」(2WD)の価格が311万1900円であるのに対し、XDレトロスポーツエディション(2WD)の価格は326万5900円。その差額は約15万円ほどです。そしてXDツーリング(AT)ではオプションとなるBOSEサウンドシステム+12スピーカーが、XDレトロスポーツエディションでは標準装備となります。
また細かい話ですが、ガソリンハイブリッド「20Sツーリング」(6MT)の291万3900円対し、「20Sレトロスポーツエディション」(6MT)は299万900円と、差額が約8万円と小さくなっています。これは20Sツーリング(6MT)にはBOSE+12スピーカーが標準装備されているためで、差額は内外装デザインのカスタマイズ分のみといったイメージです。
これらを自前でカスタマイズしようとするとかなりの額になりますよね。こういった仕様を、それほど高価なオプションフィーを出さずとも選べるというのは、デビューから時間が経った車種を選択するひとつの美味しいポイントでもあります。
ボディカラーはジルコンサンドメタリック。レトロスポーツエディションのために生まれたカラーではなく、「CX-5」で自然に溶け込むアースカラーのイメージで登場したカラーですが、レトロスポーツのイメージにも不思議なくらい似合ってます。ちなみにこのジルコンサンドメタリック、特別色のように見えて実は有償色ではないので、このボディカラーを選んでも価格変化はないところも魅力です。
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