【次期型はまだ遠い？】登場から6年も大幅改良なしの「マツダ3」。フルモデルチェンジは2030年代に延期の可能性…新エンジン搭載はあるのか

マツダ3 ファストバック

新型「マツダ3」登場が遠のいてしまった2つの理由とは？

コンパクトカーとしては類まれなスタイリッシュなエクステリア、そして世界で初めて火花点火制御圧縮着火燃焼（SPCCI）方式の「スカイアクティブX」エンジンを搭載し、デザインと技術の両面で革新を示した「マツダ3」。

2018年の登場からすでに6年以上が経過し、そろそろフルモデルチェンジが期待される時期に入っている。そこで今回は、これまでに浮上している次期マツダ3に関する情報を整理して紹介する。

まず、モデルチェンジの時期について。北米ではすでに小改良が施された2026年モデルが発表されており、この流れを踏まえると、日本国内で今年中あるいは来年に全面改良となる可能性は低い。

マツダ3は北米市場が主戦場だが、輸出仕様は日本国内で生産されているため、いわゆる“トランプ関税”による15％の追加関税の影響を免れない。そうした状況にもかかわらず、2026年モデルの米国価格は小幅な値上げにとどまる見通しで、マツダが大幅なコスト削減を強いられるのは間違いない。

結果として、フルモデルチェンジは先送りされる可能性が高まってしまった。

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