【乗るなら今しかねぇ!】ファイナル・カウントダウン…改良を重ねてきた現行「スープラ」の“生き様”を辿る
掲載 carview! 文:加藤 英昭 20
掲載 carview! 文:加藤 英昭 20
しかし、GRスープラの進化は、2024年11月の一部改良が最後となりそうだ。というのも、この一部改良と合わせて、「特別仕様車 スープラ“A90ファイナルエディション”(以下、ファイナルエディション)」が発表されたからだ。
一部改良モデルの生産終了時期などは明言されていないが、ファイナルエディションを集大成として現行スープラの生産は終了するということで、現行型GRスープラはまさにファイナルカウントダウンが始まった。
このファイナルエディション、エンジンが一段とパワーアップを果たしている。吸気系や触媒の改良、エンジン制御の最適化を図り、最高出力は387psから435psへ、最大トルクは500Nmから570Nmへ向上させている。
また、ブレンボ製ブレーキやレース専用車両の「GRスープラ GT4」で採用している「KW製サスペンション」の採用など、多岐にわたるチューニングが施されている。走りに関するさまざまな要素をアップグレードすることにより、究極かつ最高のGRスープラに仕上げている。
一部改良モデルについては、アクティブディファレンシャルの制御変更、フロントにブレンボ製ブレーキを採用したほか、電子制御ダンパーの特性見直しを行い、さらなる一体感のある走りを追求している。
モデルラインアップは、3.0L直列6気筒ガソリンターボの「RZ」に6速MTと8速AT、2.0L直列4気筒ガソリンターボは8速ATのみで、「SZ-R(258ps仕様)」と「SZ(192ps仕様)」を設定し、計4グレード展開となる。やはり「スープラらしさ」を味わいたいなら、価格は731万3000円と高価だが、直列6気筒のRZを選びたいところだ(AT、MTとも同価格)。
ファイナルエディションはグローバルで300台限定と発表されている。日本への導入台数などは検討中だというが、2025年春以降に順次発売される予定だ。間もなく続報が届くことだろう。
トヨタブランドの最上級スポーツカーとして華麗なる復活を遂げ、進化を続けてきたGRスープラ。次期モデルについてはとくにアナウンスされていないが、直列6気筒+FRというスープラの不文律は、A90が最後になってしまう可能性は否定できない。「普通のスポーツカーでは物足りない!」という人にこそオススメしたい。
(終わり)
(写真:トヨタ)
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