【乗るなら今しかねぇ!】ファイナル・カウントダウン…改良を重ねてきた現行「スープラ」の“生き様”を辿る
掲載 carview! 文:加藤 英昭 20
掲載 carview! 文:加藤 英昭 20
スポーツカー不遇の時代を経て、スープラが復活したのは2019年のこと。トヨタのスポーツブランドとして定着したGRを冠して「GRスープラ」という車名で生まれ変わった。
GRスープラ(A90型)はBMWとの共同開発車で、BMW「Z4」とは兄弟車の関係になる。どちらも直列6気筒エンジン+FRレイアウトというパッケージングを採用しているが(直列4気筒エンジンも設定)、Z4はオープンモデル、GRスープラは3ドアクーペとして、異なる個性を持つスポーツカーとして作り分けられている。
デビュー当初のパワートレーンは最高出力340ps、最大トルク500Nmを発生する3.0L直列6気筒ガソリンターボと、仕様の異なる2種類の2.0L直列4気筒ガソリンターボ(197psと258psの2種類)を設定。トランスミッションは当初8速ATのみの設定だったが、2022年には6速MTが追加となっている。
その走りは“痛快!”のひと言。ホイールベースは2470mmと、GR86よりも100mmも短いレイアウトを採用しており、キレッキレのハンドリングを見せる。340psというハイパワーエンジンを搭載した2シーターのFRモデルということで、エキサイティングな走りが満喫できる。
腕に覚えのあるドライバーなら、サーキットでは思う存分リアを振り回したドリフト走行が楽しめ、走りにこだわる人も満足できる仕上がりになっている。
その後、GR86がそうであったように、GRスープラもスポーツカーとして進化を続けている。まず2020年には一部改良が行われ、エンジンはエキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更を行い、最高出力を387psへと47psのパワーアップを図った。さらにボディ剛性の向上やサスペンションのチューニングも行われ、コーナリング中の安定性を高める改良を受けている。
2022年には、前述のように6速MTモデルが追加設定されたほか、足回りのセッティング変更により、ハンドリング性能を犠牲にせず乗り心地の向上を実現している。
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