フィアットの重要な次世代車「グランデパンダ」発表。初代パンダがお手本のイタリアンデザイン
掲載 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 20
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フィアットの新たなグローバルモデル「グランデパンダ」が7月11日に発表されました。グランデパンダはBセグメントのコンパクトハッチバックで、カーデザインの巨匠ジウジアーロが手掛けた1980年登場の名車、初代「パンダ」を強く意識しています。
ベースは2024年1月に登場したシトロエンの「e-C3」と共通と言われていて、BEVとマイルドハイブリッドが設定されるのも同様。ボディサイズ的には「ヤリス」とほぼ同じぐらいで、少し背が高いイメージでしょうか。
<主な公式スペック>
・全長×全幅×全高|3.99×1.76×1.57m
・乗車定員|5名
・モーター出力|113ps
・バッテリー|リン酸鉄リチウム(44kWh)
・EV航続距離|320km
・価格|BEVモデルが2万5000ユーロ(425万円)~
上記のモーターとバッテリーのスペックは「e-C3」BEVと共通なので、やはりハイブリッドも共通の1.2Lガソリンターボ・ベースのマイルドハイブリッドということになりそう。ちなみにリン酸鉄リチウムイオン電池に関しては、フィアットやシトロエンを傘下に持つ親会社のステランティスが2024年6月にBYD製の電池を欧州で生産することを発表しています。
外装は3月に「シティカー(メガパンダ)」という名で予告されたCGから一転、量産モデルらしくというか、欧州のベーシックカーらしく落ち着きました。担当的にはグリッドデザインのLEDヘッドライトやグリルにもう少し近未来感を期待していたのですが、欧州車ファンのみなさまはどんな印象をお持ちでしょうか? 写真の仕様では17インチと大径のホイールが装着されています。
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>>名車「パンダ」がデジタル顔で復活。フィアットが社運を賭ける5台の次世代カー
(次のページでインテリアやモデル展開を解説)
|フィアット パンダ(2023年生産終了モデル)|
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