新型Sクラス海外試乗 ボディ・安全・燃費性能
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
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エンジンは、ガソリンが4.6L V8ターボ~3.5L V6ハイブリッド、ディーゼルが3L V6と2.2L 直4ハイブリッドが用意される。秋のフランクフルトMSではS500プラグインハイブリッドも発表されるから、新型Sクラスはガソリンとディーゼル双方にハイブリッドを、さらにプラグインハイブリッドまでラインナップすることになる。
S500プラグインハイブリッドは容量9kWh前後のリチウムバッテリーを搭載するので、EV走行できる距離は35kmを超えそうだ。東京で使えばほとんど電気自動車として利用できるだろう。
今回、試乗できたのはガソリン4.6L V8ターボとディーゼル2.2L 直4ハイブリッドだ。トップグレードの4.6LのV8ターボは455ps/700Nmのパワーとトルクを発揮。エンジンも大幅に性能がアップしている。実際に乗って見るとその静かさとオーラのようなトルク感とレスポンスの良さでV8の魅力の虜になってしまいそうだ。
短い時間だが、ディーゼル2.2L 直4ハイブリッド「S300 BlueTEC HYBRID」のステアリングも握ることができた。このディーゼルハイブリッドは2.2L 直4ディーゼルエンジンのみで500Nmを発生、モーターの250Nmと合わせると750Nmのトルクを誇るのだ。トルクの大きさではS500と勝負できるのに、燃費は4.4L/100km、C02排出量は欧州複合モードで115g。S500の8.6L/100km、199gと比べると凄い燃費だ。
試乗はできなかったが、日本では3.5L V6のハイブリッドが従来のS350に代わってS400ハイブリッドとして市販されそうだ。このV6エンジンはリーンバーンなので、ハイブリッドと組み合わせると好燃費が期待できる。ディーゼルハイブリッドか、アフォーダブルな価格のガソリンハイブリッドか、あるいはEV走行が可能なプラグインか。三種類のハイブリッドを日本のユーザーはどう受け入れるだろうか。私ならディーゼルハイブリッドに一票を投じたいが。
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