“中国の都市部”で日本車が苦戦の理由。中国メーカーの本当の恐ろしさは“弱肉強食とスピード”にある
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 207
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 207
2015年の中国・上海の街を走るクルマの多くは、日本人にもなじみのあるブランドでした。
日本で販売されているモデルとは多少異なる部分はあるものの、トヨタ、ホンダ、日産といった日本勢やメルセデス・ベンツやBMW、アウディ、VWといったドイツ勢などが大勢を占めていました。
中国系の自動車メーカーのクルマもあるにはありましたが、その姿は日欧米のクルマとは明らかに異なり、誤解を恐れずに言えば「アスリートのなかに一般人がまぎれこんだ」という印象でした。
すでに世界最大の新車販売市場であった中国では、まさに「アスリート」であった日欧米の自動車メーカーが中国向けのモデルを競うように投入していたため、「一般人」である中国勢は太刀打ちできていなかったわけです。
しかし、そこから10年が経った2025年、上海の街は“見慣れないブランド”のクルマであふれています。
その多くは先進的なエクステリアをまとった最新モデルであり、日欧米のブランドのクルマと比べて強い存在感を放っています。
もちろん、世界有数のインターナショナル・シティである上海では、さまざまなクルマを見ることができます。そのなかには、ロールス・ロイスやフェラーリなどの超高級車ブランドもふくまれますが、いわゆる“ふつうのクルマ”の多くは中国系の自動車メーカーに置き換わりつつあるようです。
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>ソニーホンダの「アフィーラ 1」は1400万円~。何が違って、どんな人向け?
>>【カギは東南アジアと欧米市場】BYDが日本に進出した裏の意図
#中国 #自動車 #販売 #日本メーカー #経済 #市場 #電気自動車
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
タイ人は「やっぱりEVじゃない」と気がついた!? 日本車と中国車が激しく争うタイの自動車市場のいま
中国市場は「中国国産」BEV強し! テスラが奮闘するも日本もドイツも苦戦
多くの日本人が知らない常識! いまや中国&韓国車は世界各国で普通に受け入れられていた
ホンダと日産の統合は世間がいうほど悪くない! 「哲学の違い」さえクリアすれば日本の自動車産業にとってプラスになる
ランボルギーニが2024年に過去最高の納車台数を達成! 2025年は強力な受注残でさらに快進撃が続く!? スーパーカーメーカーとしての戦略的計画生産とは
日産とホンダが統合だと!!??? びっくりビッグバン! 共闘して成功したメーカーと泣きをみたメーカー
輸入車トップ3! フォルクスワーゲン「ゴルフ」はメキシコ生産になっても人気維持できるのか? 日本人が愛する「メイド・イン・ジャーマニー」魂の行方どうなる
レガシィ・アウトバック生産終了! なぜこのタイミング? 築き上げたスバルの「独自技術」「信頼性」は、新世代モデルに継承できるのか?
間違った表記がそのまま日本の正式名にってマジか! 尖ったクルマしか出さない「ケータハム」とは
インド、タイなどから「逆輸入」の日本車、昨年、過去最高を更新[新聞ウォッチ]
いまやEV先進国! 安全面も気になる「中国」「韓国」のバッテリー性能ってどう?
【東京オートサロンを終えて思うこと】欧米では常識外の異端児!大きな変化のきっかけはAMGだった
【もう免許は不要】論者に贈る“自動運転の嘘”。テスラも未だ「レベル2」、実用化はずっと先な理由
ホンダと日産、ガソリン価格、アジアンカー…2025年に爆発しそうな“自動車をとりまく”話題4選
なんだかんだ言われても「アルファード/ヴェルファイア」が無敵の理由
「サクラ」よりおトク。航続距離もサイズも絶妙に“日本向け”なヒョンデの本命「インスター」登場
HVは「RAV4」、サイズは「エクストレイル」…次期「フォレスター」と比較すべきはどのクルマ?
現行型「スイフトスポーツ」をデカフェンダーでワイドボディ化。ブランド初のタイムアタック車両が気合十分
【レクサス「RC」生産終了】“ファイナル・エディション”発売。「RC F」はエンジンもスペシャル…666万円から
軽さは正義。660ccターボ×5MTのダイハツ「ミライース GR SPORT」は今すぐ市販OKな完成度…あとは「皆さんの声次第」
【1/23発売決定】ホンダ「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ」登場、価格は約600万円
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!