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BMW i3が航続距離大幅アップ。ドイツEV販売不振の特効薬になるか?

EVの四重苦、特に200km程度の航続距離が問題

まあ、日本でもEVおよびPHEVはこれに近い状況で、2016年5月までのEV/PHEVシェアはようやく0.6%に達したに過ぎない。中でもローカル・エミッション・ゼロのBEV(ピュアEV)の普及は遅々として進んでいないが、それにはいくつかの理由が存在する。

まず、1)航続距離の問題、続いて2)充電時間と3)充電インフラ、さらに4)車両本体価格が高い、という四重苦に対して決定的な解決策が見当たらない事が大きな問題点なのである。

特に現時点でのEVの平均的な航続距離が200km程度という問題は致命的で、たとえ通勤やショッピングなどで1日平均50km程度であると言われても、高価なEVを通勤や買い物だけに使うには贅沢過ぎるというものだ。そこで各国のEVメーカーはこの航続距離増大のための努力を続けている。

本格的なEV専用カーボン・ボディまで開発したBMW「i3」も同様だ。2013年にドイツ、2014年からアメリカや日本で発売開始されたi3の初期スペックは125kW(170ps)の電気モーターを搭載し、エネルギー消費量は12.9kWh/100kmで、航続距離は190kmだった。この数字に不安を持つユーザーにはレンジエクステンダーが用意され、SOC(充電率)が25%へ低下すると発電を開始、120km~150kmの追加走行を可能にする。

i3の販売台数だが、2015年は世界市場に向けて2万4000台が出荷された。特に重要な輸出先はアメリカで、2014年発売時点で4万1350ドルという高い値付け(ニッサン・リーフは約2万9000ドル)にも関わらず1万3300台が販売されている。

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