レクサスの悩みは頂点「L」を冠した高額モデル4台の売れ行き低迷。期待の新型車はいつ発売?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 108
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先の業界関係者は続けます。
「さらに、欧米のプレミアムブランドが力を入れているBEVについても、レクサスのラインナップはかなり貧弱です。
レクサスのユーザーはどちらかと言えば保守的な層が多いことから、現時点ではBEVを求めるユーザーは少ないと思われますが、プレミアムブランドにとって“先進性”も重要な価値であることを考えると、イメージリーダーとなるようなモデルは欲しいところです。
一方、レクサスは2026年に、ジャパンモビリティショー2023でお披露目したコンセプトカー「LF-ZC」をベースにした次世代BEVを投入することを明らかにしており、これはかなり力の入ったモデルになる模様です。
逆に言うと、それまでは新たなBEVが登場する可能性は低く、日本初導入となる新型GX発売を除けば、既存モデルのブラッシュアップがメインになると思われます。
具体的には、RXのマイナーチェンジ、新型『ES』の投入などが2026年までにおこなわれると見られますが、いずれもレクサスの販売台数を爆発的に押し上げるかどうかには疑問が残ります。
今後はLBXの販売台数も落ち着きを見せるであろうことを考えると、レクサスにとって2025年は我慢の年となることは間違いないでしょう」
日本開業から20周年を迎えるレクサスにとって、2025年は次の20年を占う重要な次世代モデルの登場前夜、ということになりそうです。
(終わり)
<写真:レクサス>
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