新しい「カローラクロス」が先行発表。欧州と北米モデルの違いや、「GRスポーツ」の日本導入はどうなる？

カローラクロス GRスポーツ（欧州仕様）

欧州仕様には「GRスポーツ」が新たに設定される

走行性能に関する面では、ハイブリッド車のAWDにスノーエクストラモードが加わった（欧米共通）。このモードにセットした場合、リアモーターを使用してホイールスピンを防ぎ、雪道等でのグリップを維持するとのこと。トヨタはカローラクロスのSUVとしてのキャラクターを強調する仕様変更とアピールしている。

また、今回のマイチェンで新たにスポーティグレードの「GR スポーツ」が設定されたことも大きなニュース。ただしこれは欧州仕様のみ。

GR スポーツの内外装には専用のフロントグリルデザイン、ブラックの19インチアロイホイール、スエード調素材を用いたシート等の装備が奢られるが、GRの名を冠するだけにただのコスメチューンにはとどまらず、10mmローダウンされたサスペンションやシフトパドルの装着、さらには独自のパワーステアリングチューンも施され、一段上の走行性能を手に入れている。」

カローラクロスには。これまでスポーツ走行に振ったグレードがなかっただけに、GR スポーツの設定により新たなオーナー層を開拓できそうだ。