【このハイブリッドは只者ではない】最高速322km＆ニュル14秒短縮。新型「911ターボS」史上最強スペックで登場…価格は3635万円から

911ターボS

新型「911ターボS」日本での予約受注を開始

ポルシェは9月8日、ミュンヘンで開幕したIAAモビリティで新型「911ターボS」を発表した。あわせて、ポルシェジャパンは911ターボSと「911ターボS カブリオレ」の日本国内での予約受注を開始した。

パワートレインは3.6L 水平対向6気筒エンジンに、「911GTS」のシングルターボ式から大幅に進化した新開発のツインターボ式「T-ハイブリッド」を組み合わせ、システム出力711ps（523kW）、最大トルク800Nmを発揮。0-100km/h加速は2.5秒（先代比0.2秒速縮）、0-200km/h加速は8.4秒（同0.5秒速縮）、最高速度は322km/hに到達する。

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでは7分3秒92を記録し、先代モデルから約14秒短縮。車両重量は1800㎏（先代比＋85kg）となったが、動的性能で十分に補われている。

エクステリアでは、新型911GTSと同様、縦型の電動冷却フラップでフロントの表情が変化。リアも水平基調を強めた新デザインのテールライトガーニッシュやワイド化されたリアディフューザーによる新デザインとなっている。

専用デザインのセンターロックホイール、チタン製エグゾーストが最上位モデルとしての存在感を強調する。

インテリアは、カーボン構造のトリムやマイクロファイバー製ヘッドライナーを標準装備。ヘッドレストには「ターボS」のレタリングが入り、シートやドアパネルには初代911ターボ「930」をモチーフとしたエンボス加工が施される。

911ターボSは、標準は2シーターだが、希望に応じて無償で後席を追加可能。カブリオレは2+2シート構成を標準とする。

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