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セダンからスペースへ…「LS」“6輪ミニバン化”の背景とは? 同時に「LSクーペ」と「LSマイクロコンセプト」を披露した意味

「LS復権」の鍵はトヨタ得意の“群戦略”

会場でサプライズ披露されたのが「LSクーペコンセプト」。4ドアのクロスオーバーSUVのような外見だが、これも立派な「LSファミリー」の一員である。

セダンの足枷を外したからこそ生まれたクーペモデルだが、こちらは、運転の楽しさと同乗者の快適な移動の両立を狙ったモデルだという。

サイモン・ハンフリーズ氏は「ドライバーは走る楽しさを、同乗者は後席でくつろぐ喜びを発見できる二律双生を狙った。相反するものの調和こそがレクサスの真骨頂」と話す。

前出の説明員によると、VIP自らレクサスの走りやデザインを楽しむようなユーザーがターゲットで、ショーファーカーとして後席で快適に移動するだけでなく、VIP自ら家族や友人などを乗せホストとしてドライバーを務めることもできるような使い方を想定しているという。

そのため、スポーティなクーペルックながら、後席頭上の“スペース”はしっかりと確保され、運転席はコックピットライク、助手席はラグジュアリーなシートを採用するなどデザインに変化を加え、“ラグジュアリー・スペース”なモビリティを表現している。

最後の1台が、完全自動運転のモビリティとしてデザインされた「LSマイクロコンセプト」。クルマのサイズはどんどんと大きくなっているが、道幅は変わらない状況の中で、ラストワンマイルの移動を支えるレクサスからの提案だ。

これら3台のLSシリーズが意味するところは、トヨタお得意の“群戦略”。「カローラ」や「クラウン」などのように、単一モデルにこだわらず“群”として捉えることで生存を図る、近年のトヨタの必勝パターンとも言っていい。

「レクサスの“フラッグシップ群”として、これらのモデルがブランドを未来へと導く。(中略)ラグジュアリーとは、常にリードし続けること。そして、それは革新の連続でもある(サイモン・ハンフリーズ氏)」

そのやり方には賛否もあるが、トヨタは低迷するレクサスのフラッグシップ「LS」を存続させる方法を“ディスカバー”したのかもしれない。

(終わり)

(写真:レクサス)

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