次期コペンはFRに？ ダイハツが“走る軽”「K-OPEN」を公開。6台の小型モビリティで挑むJMS2025

FRレイアウトの軽スポーツコンセプト「K-OPEN」

FRレイアウトの軽スポーツコンセプト「K-OPEN」

今回の展示で注目を集めるのが、軽オープンスポーツ「K-OPEN」だ。コペンの流れをくむこのモデルは、FRレイアウトを採用した軽自動車として、“軽でも走りを楽しむ”という原点を再び打ち出す。親しみやすさと力強さを両立したスタイリングは、従来の軽とは一線を画す存在感を放つ。

オープンエアで風を感じる爽快感や、軽快なハンドリングが魅力で、FRならではの動的性能を手軽に味わえる一台となっている。

全長3395mm・全幅1475mm・全高1230mmと、軽自動車枠に収まるコンパクトなボディながら、スポーツモデルとしての伸びやかなプロポーションを備える。

その開発段階を示すのが「K-OPENランニングプロト」だ。“作ってみる・乗ってみる・試してみる”の精神で製作された先行スタディモデルで、軽量化・低重心化・最適な重量配分により走る楽しさを徹底追求。

スラントエンジンの搭載やFR化など、ダイハツが培ってきた走りのノウハウを活かした技術検証車でもある。