次期コペンはFRに？ ダイハツが“走る軽”「K-OPEN」を公開。6台の小型モビリティで挑むJMS2025

小型BEV「ミゼットX」

軽より身近な「ミゼットX」と軽BEVの「K-ビジョン」

「ミゼットX」は、1957年に登場した初代ミゼットの発想を未来へとつなぐ小型BEV。

全長2200mm、全幅1295mmと極めてコンパクトながら、1＋2の対面シートを採用し、会話が自然に生まれる空間を実現している。自転車より安心で、軽自動車より身近な“ちょうどいい移動体”として、暮らしのすぐそばで活躍する存在を目指す。

荷台は使い方に応じてアレンジ可能で、乗り降りしやすい前開きドアも採用。小回り性能を活かし、都市や住宅地など、人との距離が近い場面での利用を想定している。

一方、「K-ビジョン」は、次世代DNGAプラットフォームに基づくストロングハイブリッドモデル。新開発の軽向けeスマート ハイブリッドを搭載し、100％モーター駆動による静粛性と力強さを両立する。

従来比で約20％燃費を改善し、停電時には4日分の電力を外部給電できる性能も備える。広い室内空間と両側スライドドアを組み合わせた実用性も見どころだ。