トゥインゴに171万円の入門グレードが登場。5速MTの走りを試した
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
MTのトゥインゴというと、欧州ではどこの街でもたくさん見かけるきわめてポピュラーなモデルだ。すなわち欧州車本来の魅力がぎっしりと詰まったクルマと言えるのだが、日本へ持ってくるとなると、かなり変わった好事家向けモデルとなる。日本こそが相当変わった市場ということだ。だから日本の誰にでも薦めようとは思わない。けれど、これが好みのど真ん中という人も少数ながらいる。ルノー・ジャポンはそれを知っているからこそ輸入するのだ。姿かたちを気に入って、MTが一番安い(171万円)からと、試乗もしないで買うと大変な目にあうかもしれないが、どういうモデルかを知ったうえで、あえてこの世界へ飛び込むつもりなら高い満足が得られるはずだ。
ただし、さすがにこのコンパクトボディだと右ハンドル化は容易ではなかったようで、いくつか無理をしている点があることも指摘しておきたい。少しだがステアリングの中央がドライバー中央からズレているし、右前輪のホイールハウスが邪魔してアクセル、ブレーキの両ペダルが左にオフセットしすぎの感がある。そのため、クラッチペダルも左へ押しやられており、ペダルの左に左足を置くスペースがまったくないのは辛い。操作していない時、左足は靴底をフロアにベタッと付けておくか、足をペダルの下を回り込むように動かしてペダル裏にもっていく必要がある。また、アクセルペダルとブレーキペダルが近く、ブレーキを踏むとアクセルも踏んでしまうこともあった。いずれも慣れが解決してくれるのかもしれないが、少なくともこの日の試乗中はずっと気になった。もともと万人向けの仕様じゃないし、ETCもあることだから、左ハンドルをもってきてもよかったのではないか。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
子育て世帯に最適なクルマとは? 「ミニバン買おう」「やっぱり軽自動車」より遥かに大事なことがあるんです
初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
国籍によって裁定の重さが違う? アロンソ、F1スチュワードの対応に関しFIAと協議へ「未来の同胞ドライバーを守るため」
ランボルギーニ新型「ウラカンSTJ」初公開 最後の“自然吸気V10ランボ”は世界10台の限定車
世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
日産「超高級ミニバン」に100万円超のオプションが存在!? 最上級「エルグランドVIP」のプレミアム装備がスゴい!
BEVが世界的に失速したわけじゃなくハイブリッドがより絶好調なだけ! これを機に地球環境とクルマについて世界規模で考えるべき!!
ハミルトン、マグヌッセンの”ブロック作戦”に問題なし「僕はハードなレースが大好きだ」|F1マイアミGP
エレガント、ラグジュアリー、卓越した動力性能を得た「メルセデス CLE カブリオ」に初試乗!オープントップのCLEを讃える理由とは?
なぜトヨタは「ランクル」を3つのモデルに戻したのか? 見た目や数字が違うだけじゃない!? 求められる立ち位置
特別限定版:トヨタ『ランドクルーザー40系』発売…変遷を詳細に解説
ヤマハ2ストスポーツRZ250シリーズ歴代7モデルを解説【1980~1988】全カラーバリエーションも紹介
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目
高級ミニバン「LM」が苦戦!? “大本命”6人乗り1500万円“バージョンL”が5月に登場か