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ロッキーやライズも危ない? 「型式認定取り消し」の衝撃波と、ダイハツブランドの未来

元に戻るのには最低でも数年かかる

最後に、型式指定が取り消されたモデルの行く末を考えてみましょう。基本的は、そのまま生産(販売)終了になるか、もしくは型式指定の再申請を行うことが考えられます。

2022年3月に、日本で初めて型式指定を取り消された日野の大型トラック「プロフィア」は、その年の11月に型式指定を再申請、2023年3月にようやく再販売となっています。

<写真:日野 プロフィア>

技術的に必要な時間などはケースバイケースで変わるでしょうが、グランマックス/タウンエース/ボンゴの各トラックモデルについても、すぐさま型式指定を再取得して販売を再開するとは考えづらいといえます。

1.5リッターエンジンで、最大積載量800kg、4ナンバークラスのトラックというカテゴリーでは唯一かつベストの選択肢といえるモデルのため、年単位での販売休止というのは、こうした小型のトラックが仕事に必須なユーザーにとっても死活問題となりそうです。

代わりの効くモデルがあったとしても、昨今の生産状況を鑑みると、ダイハツが生産休止になったぶんを他社で完全にカバーできるというのも難しいでしょう。

とはいえ、市場ニーズに引っ張られて拙速な再開を目指すのではなく、しっかりと基準適合性を確認することがユーザーの信頼回復につながります。

慌てて確認作業を行い、後から保安基準に不適合だったなどということになれば、それこそ型式指定制度の根幹を揺るがす問題になります。

つまり、ダイハツで生産しているすべてのクルマが出荷再開となるには、かなりの時間がかかると予想されるのです。

間の悪いことに軽ハイトワゴンの「ムーヴ」はフルモデルチェンジを控えて現行型モデルが生産終了したまま、新型モデル(※2023年発表予定とされていた)を出せずにいると言われています。

型式指定の再取得、一時停止中のフルモデルチェンジ計画なども考慮すると、ダイハツのフルラインナップが元に戻るには数年の時間を要することになるかもしれません。

>>ダイハツ ムーヴってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ダイハツ ムーヴのユーザーレビューはこちら
>>ダイハツ ムーヴの中古車情報はこちら

<終わり>

<写真:ダイハツ、トヨタ、マツダ、ホンダ、スズキ>

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