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【遊んでいる場合じゃない?】赤字転落の日産が「ニスモフェスティバル」中止に踏み切った理由を投資家目線で考える

【遊んでいる場合じゃない?】赤字転落の日産が「ニスモフェスティバル」中止に踏み切った理由を投資家目線で考える

昨年の日産「ニスモフェスティバル」の様子

“ゴーン逮捕”以前の日産は高配当株の代表的銘柄だった

数年前から日産の株式を保有している投資家にとっても、いまの日産には歯がゆい思いしかないはずです。

赤字で無配(配当がないこと)に転落した日産を見ていると信じられないかもしれませんが、2018年にカルロス・ゴーン元会長が逮捕される以前の日産は、個人投資家が大好きな高配当株の代表的銘柄でした。あの頃、日産の株価は1000円を超え、配当利回りが5%に迫る勢いだったのです(※9月24日の執筆時点の株価は373円)。

直近でも、2023年度には年間20円の配当がありました。日産株を売るに売れず、塩漬け状態としている投資家は、「少しでも無駄を省いて、計画通り2026年度は黒字転換して、復配(配当を復活させること)すべし!」と考えているでしょうし、ニスモフェスティバルのような経営再建に無関係に見えるイベントを開催することは、投資家心理を逆なですることになりかねません。

筆者は、ニスモフェスティバルを中止することで、外向きに聖域のないコストカットの実行をアピールしているのだとすれば、賛否両論の話題になっている現状からしても、その狙いは成功していると感じます。投資家の理解を得て、資金に関する協力的体制を維持する上では、今回の中止決定は評価すべきでしょう。

(終わり)

(写真:日産)

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