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【遊んでいる場合じゃない?】赤字転落の日産が「ニスモフェスティバル」中止に踏み切った理由を投資家目線で考える

【遊んでいる場合じゃない?】赤字転落の日産が「ニスモフェスティバル」中止に踏み切った理由を投資家目線で考える

昨年の日産「ニスモフェスティバル」の様子

ニスモフェスティバル中止、投資家への配慮か

日産モータースポーツファンにはお馴染みの年末イベント「ニスモフェスティバル」が、2025年は中止されることが発表されました。過去には新型コロナウイルスの流行によってイベント開催が自粛されたこともありましたが、今回の中止決定は、そのような外的要因によるものではなさそうです。

公式リリースでは『例年通りの開催が難しいと判断し、今年度の実施を見送ることにしました』とあるだけで具体的な理由は明記されていませんが、瀕死の経営状態が影響していることは誰の目にも明らかです。

直近の決算を見ても、2024年度決算において6708億円という過去最大レベルの赤字決算となったこと、さらに今期も第一四半期(4〜6月)だけで791億円の営業赤字となっており、回復に向けた課題が鮮明となっています。

こうした日産の危機的状況こそ、ニスモフェスティバル中止の背景にあるといって間違いないでしょう。

ニスモフェスティバルの予算がいくらなのかはわかりませんが、おそらく一日限りのファンサービスイベントを開催したところで、今期の赤字が大幅に縮小されるという規模感ではないでしょう。

そうであれば、ニスモフェスティバルを例年通りに開催することで「日産ファンのロイヤリティを高めたほうが、ブランディング的には得策だろう」と考えることも正しい経営判断になるはずです。

しかしながら、投資家の気持ちになって考えると、「日産には、ファンサ・イベントを開催する余裕などない」と断じたい気持ちになるのも正直なところではないでしょうか。

<次のページに続く>

#日産 #ニスモフェスティバル #赤字決算 #コストカット #ファンサ

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