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【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?

【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?

R32型 日産スカイラインGT-R 写真提供:名車文化研究所

レースのために定められた2.6Lという排気量

レーシングフィールドでの勝利には圧倒的なパワーが必要。そのためGT-Rは2.6L直列6気筒ツインターボエンジン(RB26DETT型)を新開発する。2.6Lの排気量は参戦を予定していた「グループA」カテゴリーのレギュレーション(ターボ係数1.7をかけて4.5リッター以下になる)にしたがった選択だった。

パワースペックは280ps/6800rpm、36kg・m/4400rpmだが、市販状態でも実質パワーは300psオーバーといわれ、レーシング仕様では600psを簡単に生み出すポテンシャルの持ち主だった。

標準で超大型の空冷インタークーラーをビルトインし、エキゾーストバルブは、ナトリウム封入中空タイプを採用。スロットルはレスポンスを重視した6連タイプを装備する。エンジンのシリンダーブロックも肉厚で、過酷なレースシーンにそのまま対応する贅沢な仕様を盛り込んでいた。

強烈なパワーを路面に伝える駆動システムは、電子制御4WDの「アテーサE-TS」。センターデフに組み込んだ油圧多版クラッチを電子制御することで駆動力を自在に配分する高度な4WDシステムだ。

速く走ることを目的としたハンドリング指向の4WD機構で、通常状態では基本的にFRだが、後輪のスリップ状況や横Gに応じて、最大50対50の範囲まで自在に駆動力をコントロールする。

サスペンションは新開発の4輪マルチリンク方式。リアサスには素直なハンドリング特性をもたらす電子制御式スーパーHICASを組み込む。ブレーキは、フロントが対向4ポッド式、リアが対向2ポッド式の大型キャリパーを備え、放熱性向上のためローターはドリルドタイプのベンチレーテッドディスクを装着した。

(次のページに続く)

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