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グランドチェロキー タフ&エレガントのさじ加減

新型にもグランドチェロキーらしさ満載

試乗ステージは、市街地からひたすら細い山道を辿っていくと見えてくる、川沿いのキャンプ場だった。クルマ1台がようやく通れるカーブや橋が点在し、キャンプ場内も決して走りやすいとは言えない。

でもグランドチェロキーの運転席に座ってみて、やはり新型になってもあの感覚は変わらないと確信した。ボンネットは両端がしっかり確認でき、サイドミラーでボディ後端もタイヤの位置も見えているから、車幅感覚がつかみやすい。インパネの造形にはかなり流麗なラインが使われているが、ダッシュボードやサイドのベルトラインはほぼ水平で、こうしたところも運転しやすさにつながっているはずだ。

シートはカッチリとしたレザーで、座面もシートバックも大きめ。操作の邪魔をせず、横揺れなどでは身体をしっかり支えてくれるサポート性もある。ベースグレード「Laredo」のファブリックシートは、ソフトな座り心地でこちらも快適だ。

後席に座ってみると、頭上も足元も広すぎない程度にゆったりとしている。座面は少し小さめだが、カーブを曲がる時にも揺れが小さく、安心感のある乗り心地。前方の視界がよく、天井が四隅まできっちり広いので、部屋でリラックスしている気分になれる。

ラゲッジは、本格4WDのためフロアが高いのは致し方ないとして、奥行きがあってフラットで、6:4分割のリアシートを倒すと最大で1554Lもの大容量となる。床下にはスペアタイヤとともに小物収納スペースがあり、充電式の脱着フラッシュライトや、グローサリーフックが装備されるのは、冒険者のためのジープらしいところだ。  前部と後部にデュアルでつくパノラミックサンルーフを開けて、リアシートでくつろいでいると、紅葉しはじめた葉がハラリと1枚やってきて、また風に舞っていった。こうした瞬間が訪れることこそが、グランドチェロキーに乗る価値のひとつなのかもしれない。

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