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「ヤリスクロス」プロトタイプ試乗 全方位好バランスだがインテリアの色使いを再考してほしい

凝った作りのラゲッジユーティリティ

クローズドコース試乗は速度に制限がないので、気をつけていても高い負荷をかけた走行が中心になりがち。そういう状況でもヤリスクロスのボディはよじれを感じさせることなく、常に安心感と快適性が維持された。特にステアリングポストの剛性の高さが感じられ、上等なクルマだと感じさせた。

「GA-Bプラットフォームは骨格結合部分の構造の最適化に苦心し、高い剛性を獲得したほか、サスペンションのフリクションを大幅に低減してしなやかな乗り心地を実現した」という説明の通りの印象を得た。乗り心地については、もっと路面のよくない路面を含む一般道での確認が必要だが、素性がよいことは確認できた。

ユーティリティー性向上にも余念がない。通常このカテゴリーのクルマはリアシートが6:4の分割機構になっていることが多いが、このクルマは4:2:4の3分割。真ん中の2の部分のみを前へ倒せば、後席に2人乗っていながらスキー板に代表される長尺物も積載することが可能。分割を複雑にすれば部品が増え、強度確保にもコストがかさむが、ヤリスクロスはやってきた。ラゲッジスペースは容量が390L。

フロアが二重底になっている。高床状態にすれば床面を開口部の高さにそろえ、荷物積み下ろしが簡単になり、低床状態にすれば容量が増える。高さを決めるデッキボードは左右6:4分割タイプを選ぶこともできるので、シートを部分的に倒したり床の高さを左右で変えたりすることで、荷物の量や形状に応じてアレンジできる。

ラゲッジに向かって左側に大きな“えぐれ”があるおかげで、このクラスのクルマとしては珍しく、リアシートを倒さずゴルフバッグを真横に積載することができる。上級グレードのリアハッチは電動式。開閉に時間がかかりイライラさせられる電動ハッチも少なくないが、このクルマはモーター容量を増やし、従来の2倍の開閉スピードを実現した。確かに速かった。

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みんなのコメント

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  • 2020/7/23 12:58

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    ”一点気になったのが、上級Zグレードの内装だ。前後ともシートのサイド部分が茶色のフェイクレザー、センター部分が洋品店の店内ではなく店頭に吊ってあるブラウスの柄のようなえもいわれぬ柄のファブリックで、ドア内張りにもシートと同じ茶色で障子のような手触りのテキスタイルが貼られている。田舎の公民館の応接間にあるソファに座布団を載せた状態のように見えた。”

    これはナンダ?!
  • 2020/7/23 13:16

    違反報告

    ベースがヤリスなので仕方ない面もあるが、内装は安っぽいな。
    上級グレードで乗り出し300万以下に収めないとあまり売れないかも。
  • 2020/7/23 13:01

    違反報告

    インテリアのセンス云々については、自分で見ないと何とも言えない。

    マス向けのグローバル・モデル、トヨタであればそう大外しはしないはずだが、、、

    そもそも、「センス再考しろ」って、日本語的にも変だが、アンタ、欧州メーカーの変チクリンな安っぽいインテリア(最近のワーゲンとかに多い)にも同じこと言えるのかい、塩見サンとやら?

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