86も出場! D1グランプリってエコでイマドキ?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
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さらに注目はなんといってもデビュー直後のトヨタ86の参戦だ。D1きっての人気レーサーMAX織戸こと織戸学選手や、トップチーム「アップガレージ」の日比野哲也選手もいきなり新型86に乗って登場。しかもどちらもコンセプトがまるで違う。
例えば織戸選手のマシンはレクサスIS500用の5リッターV8DOHCを搭載。これには意外と手を焼いてるようで
「思ってたより大変。1月にマシンを初めて手に入れたんだけど、とりあえず走れるようになった…ぐらい(苦笑)」。どうやらノーマル独特の“アレ”に引っかかってるそうで、5リッターV8の直噴制御をイジるのに苦労している。
ただし、「ハチロクのハンドリングはいい。本当に素直で」と絶賛だ。
一方、日比野選手は、イギリスのコスワースがターボチューンしたEJ 2.5を搭載。既に650psは出てるようで、担当エンジニア曰く
「ボンネットもトラックリッドもまだ全部ノーマルだけど戦闘力は物凄い。セッティングが決まったら凄いことになる」とこれまた大絶賛。
次戦からはおそらく、今回古いアルテッツアで走った谷口選手も86を投入してくるようで、この辺のタイムリーさはさすが。
それと今回改めて思ったけど、やはり新橋からモノレールで約15分のお台場で本格的モータスポーツが見れるって凄い! 個人的に日本でF1モナコグランプリみたいな都市型モータースポーツは、とっくに諦めてたけど考え様によってはそれにも近い画期的エンタテイメント。
そして考え方次第だが、F1みたいに1時間も2時間もぶっつづけで走らず、1台の単走、もしくは2台の追走の数分で美味しく「コーフン」だけ取り出せるD1ってある意味効率は物凄く良い。それなりにモータースポーツとしてはエフィシェントでエコかも? とも思った不肖小沢コージなのでありました!
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