GT-Rカリスマ開発者・水野氏率いる台湾メーカーの力作SUVをサーキットで試した
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
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肝心のマイチェンU6だけどオートポリスで乗ったのは1.8Lターボ搭載の「GT」ととハイパワー版の「GT220」の2モデル。ざっくり言うと全長4.6m級のFFミディアムSUVだがデザインはさすがに難しいものがある。
なにしろ生まれて10年弱の台湾ブランド。どんなにカッコ良くてもBMW、メルセデスの蓄積されたプレミアム感はないし、歴史はまだまだこれからなのだ。
そういう意味で冷静に見ると今回のマイチェンで、主にグリルや樹脂回りが変わってイマ風にはなった。以前に比べ、造形が緻密になり、メッキ類が派手になり、特に大きく変わったのがグリル下のバンパーの開口部でアウディではないけど6角形化している。
リアも窓下のガーニッシュに「LUXGEN」と大きなロゴが入ったし、全体にプレミア感漂う水平基調になった。ボンネットにも小さくエアアウトレットが付いている。
一方気になったのがインテリア。専用開発された大柄のバケットシートはかなり頑張っている。座り心地もホールド性もいい。が、インパネ全体の樹脂パーツの質、チリ段差、精度はドイツ車はもちろん日本車にも負けている。水野さんも言ってたが「まだまだこれから。だけど台湾では日本車を組み立ててるし、日本系サプライヤーもいるから大丈夫」だそうで新型に期待でしょう。
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