GT-Rカリスマ開発者・水野氏率いる台湾メーカーの力作SUVをサーキットで試した
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
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で、今回はラインナップの中でも核となるU6の“ドイツ車に並ぶ”マイナーチェンジモデルに試乗させてもらったわけだけど、ここでもやっぱり新水野理論が大爆発!
1つ目は「FFの1.8リッターSUVで、4WDの2リッターSUVを越える」理論で、試乗ライバルに「BMW X1」や「アウディ Q3」の4WDモデルを持ってきてFF 1.8L直4のU6と直接比較。
2つ目は「クルマの性能で最も大切なのは0-100km/h加速」理論。実際、良いタイムを出そうとしたらピークパワー以上に低回転トルクが必要で、そうすることで「加速性能と低燃費」が同時に稼げるとか。で、実際、新型U6の速い方の「GT220」は7.5秒で2リッター4WD並みらしい。ふむふむ、そんなにいいんかいな。
3つ目は「出来の悪い直噴ターボよりMPI(マルチポートインジェクション=従来型のポート噴射インジェクション)ターボの方が良い」理論で、水野さん曰く直噴ターボで尊敬できるのはメルセデスのみで、「後はほとんどガソリンが空気と十分に混ざる前にツブのまま蒸し焼きになって黒鉛が出てる」とか。そのため今回のマイチェンU6の1.8リッターターボはあえてポート噴射のままで、その範囲できっちりパワーと燃費を出しているそうな。
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