情報解禁! 新型アウディTTのファーストインプレッションをお届け
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:アウディ ジャパン
日本市場に入ってくるモデルは、以下の4種類。
・TTクーペ 2.0TFSI=542万円
・TTクーペ 2.0TFSI クワトロ=589万円
・TTロードスター 2.0TFSI クワトロ=605万円
・TTSクーペ 2.0TFSI クワトロ=768万円
駆動方式はエントリーモデルの「TTクーペ 2.0TFSI」だけがFWDで、あとは車名にクワトロと付くことからわかるように4WDだ。他のエンジン横置きのクワトロモデル同様、通常はFWDで走行し、必要に迫られると瞬時にリアにもトルクが配分されるオンデマンドタイプ。「必要に迫られると」というのは「前輪のスリップを検知すると」とイコールではなく、車両の状況から前輪のスリップを予測し、あらかじめ後輪にトルクを配分するなど、アクティブな性格を与えられている。
エンジンはいずれも2リッター直4ターボ。単に「2.0TFSI」と書くと先代から変わっていないように見えるが、TT3のそれは最新の第三世代で、例えば、負荷に応じてポート噴射と直接噴射が切り替わるデュアル・フューエル・インジェクションが採用されている。TTが最高出力230ps/4500-6200rpm、最大トルク370Nm/1600-4300rpmで、ターボの過給圧が大きいTTSは同286ps/5300-6200rpm、同380Nm/1800-5700rpm。
車両重量は「TTクーペ 2.0TFSI クワトロ」が1370kg、「TTSクーペ 2.0TFSI クワトロ」が1410kg。つまり、数値面ではTT2に比べ、パワーアップを果たし、ダイエットにも成功したことになる。当然、JC08モード燃費は13.0km/Lから14.7km/Lへ向上した(新旧のTTクーペ 2.0TFSI クワトロを比較した場合)。
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