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三菱の4WD車を北海道で乗り比べ。その実力は?

三菱4WDの歴史をおさらい

三菱のさまざまな4WD車を雪上(一部は氷上)で乗り比べるという、興味深い経験をした。ひとことで4WDと言ってもバリエーションがあり、その性能も長所も異なることを肌で感じることができたのだ。試乗インプレッションの前に、駆け足で三菱の4WDの歴史をおさらいしておきたい。

三菱の4WD車の歴史は、1950年代のジープから始まった。普段は後輪を駆動する2WDで走り、必要に応じてトランスファーレバーを操作して4WDに切り替える、パートタイム式4WDシステムだ。

このシステムは確実に駆動力を路面に伝えられるものの、前後輪が直結になることに起因する問題を抱えていた。前後輪の回転差を吸収できないことから、低速での旋回でぎくしゃくしたのだ。以後、トラクションを維持しながら、旋回性能を引き上げるための研究・開発が続けられた。

1980年代になると、センターデフを組み合わせることでトラクション能力と旋回性能の両立が図られるようになる。SUV系では1991年デビューの2代目パジェロ、オンロード系では1987年デビューのギャランVR-4がこの方式を採用した。パジェロにおいてはセンターデフロック機構を備えることで、悪路を走破する高度なトラクション性能も獲得している。

1990年代の半ば以降は、ここに電子制御が加わる。乗用車系では、リアの左右トルク配分を可変とすることでヨーモーメントをコントロールする技術「AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)」が採用された。左右のトルク配分を変化させることで、「良く曲がる4WD」が生まれたのだ。

ここまでの流れを知っていただいたところで、試乗インプレッションをお読みいただくとより理解しやすいと思われる。

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