ようやく発売「クラウンエステート」。買って損はない5つの理由と、覚悟するべき微妙なポイント
掲載 carview! 文:編集部 105
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4つのボディタイプが設定される現行クラウンシリーズの最後のモデルとして、3月13日についに発売された「クラウンエステート」。「クロスオーバー」、「スポーツ」、「セダン」と揃っていながら、荷物をたくさん積めるモデルとしてエステートが追加されたことは素直に歓迎されていいだろう。
というのも、国産車のステーションワゴン市場は“縮小しきった”感があり、スバルが「レヴォーグ」、トヨタが「カローラツーリング」を設定しているものの、ホンダ、日産、マツダはこの市場から撤退。今後もニューモデル投入の話は聞かない。
SUVやミニバンがあればステーションワゴンなんていらないでしょ、と思うかもしれないが、いやいや、実際にSUVやミニバンに乗って長距離を走ればわかるが、やはり重心の低さからくる安定感の高さ、安心感、疲労度の少なさは背が高いクルマの比ではない。
そして積み込める荷物の量、使い勝手の良さは、スタイルを追求したSUV(クラウンスポーツを含む)の比ではない。というわけでクラウンエステートは色々とオールマイティに使えるクルマであることは間違いない。
残念なのはその価格だ。ハイブリッド仕様が635万円、プラグインハイブリッド仕様は810 万円と、多くの人にとって手の届くものではない。800万円超のプラグインハイブリッドなどは真っ先に候補から外れる(人が多い)だろう。
ただ、ハイブリッド仕様の635万円でも庶民にとっては十分に高いとはいえ、実際には他のクルマも軒並み値上がりしているのが現状だ。クルマに趣味や特別な価値を感じるユーザー、今までにそれなりにいいクルマに乗ってきたユーザーにとっては、これはもう仕方ないというか、逆に資金力のあるユーザーにとっては(誰でも買える価格帯ではないという意味において)差別化できるポイントでもあるのかもしれない。
というわけで、ここではクラウンエステートを買って損はないと思う5つの理由と、車両価格の他にもうひとつ“残念なポイント”を紹介しておこう。
(次のページに続く)
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