【メルセデスやBMWが投げ売り】BEV市場の地盤沈下で輸入ブランドの“ほぼ新古車”がほぼ半値に
掲載 更新 carview! 文:編集部 29
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まずは「BMW iX1」をご紹介。iX1は「X1」のEV版に位置するモデル。かつて「X3」や「X5」が大人気を誇ったが、新車価格の高騰でそれらはもはや高嶺の花。X1もガソリン車は550万円から、EVのiX1だと650万円からと高額だが、これが新古車のなると一気に手が届きやすくなるのだ。
例えば「iX1 xドライブ30 xライン」は新車価格732万円だが、2024年式、走行2千~5千km程度の新車に近い新古車だと車両価格400-480万円程度、諸費用込みで500万円を切るモデルも十分見つけられるのだ。しかも正規ディーラー車がこの価格帯でゴロゴロしているのだから狙い目だ。
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次に「メルセデスEQB」を見てみよう。EQBはメルセデスSUVの中でも超人気の3列シートSUV「GLB」のE V版にあたるモデル。普通に考えれば超人気モデルのEV仕様と聞けば、高そうと思われる超リッチモデルだが、新古車だと一気に手が届きやすくなるのだ。
「EQB250」の2023年式で走行距離が1万km以下という条件で探すと、車両価格は420~430万円。諸費用込みで450~460万円程度で狙うことができるのだ。新車価格が810万円~870万円ほどのクルマであることを考えると、ほぼ半額で購入できることになる。これはお買い得感が高い。次にフランス車の「プジョーe-208」をご紹介。電動化に注力しているステランティスグループの一員であるプジョーが送り出す、歴史あるホットハッチ「208」シリーズのE V版だ。最高出力は136ps、最大トルクは260Nmで、50kWhのリチウムイオン電池は一充電あたり395kmの航続距離を実現する。
市場で人気なのはスポーティグレードの「e-208GT」。新車価格は512万4000円だが、2023年式走行5千km以下の正規ディーラー新古車が320万円前後、諸費用込み350万円ほどで見付けることができる。このぐらいの価格帯ならEVライフのスタートも切りやすい。ドイツ車より「EV感」が薄めなルックスも特徴だ。
というわけで輸入車のEVなんてムリ…と思いきや、意外にそうでもなかったりする。充電環境や航続距離の問題がクリアになるなら、あえて輸入EVを狙ってみるのもアリかもしれない。
(終わり)
(写真:BMW、メルセデス・ベンツ、プジョー)
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