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フォレスターは安定した乗り心地が魅力のSUV。評価や中古車相場も紹介【購入ガイド】

フォレスターは安定した乗り心地が魅力のSUV

あらゆる道路状況をものともしない、高い走行性能と安全性能を兼ね備えている車として定評がある車種のひとつがスバル「フォレスター」です。国内のみならず、海外にも多くのファンがいます。

1997年の誕生以来、時代のニーズに応えられるようモデルチェンジがなされてきました。走行性能や安全性能の高さが、安定した乗り心地につながっています。実際のオーナーはどのような評価をしているのでしょうか。フォレスターに関する口コミや基本情報を解説します。

フォレスターは安定した乗り心地が魅力のSUV

フォレスターは、1997年に「インプレッサ」をベースとして誕生しました。現行モデルは、2018年発売の5代目です。2021年6月にビッグマイナーチェンジが施され、新たに生まれ変わりました。

デザイン性の良さに加え、安定感のある走行性能や乗り心地は、走りを楽しみたい方から愛されています。代表的な特徴や魅力を調べてみましょう。

SUVでは最も売れ筋

スバル独自の技術である水平対向エンジンと四輪駆動システムは、世界で高く評価されています。フォレスターは、その技術を核として、車の基本性能をバランスよく進化させたSUVです。

内外装デザインは、スバルデザインフィロソフィーである「Dynamic×Solid」にさらに磨きをかけた美しい仕上がりとなっています。車種別販売台数比率を単一車種で比較すると最も売れている車です。

北欧でも人気が高い

前述のとおり、フォレスターは世界的に人気が高いSUVです。スバルの米国部門スバル オブ アメリカの公式サイトでは、フォレスターを最も売れているSUVと発表しています。

一般的に、北米では四輪駆動車は高価です。しかし、スバルは四輪駆動でありながらもリーズナブルな価格設定がなされています。しかも、スバル独自の4WDシステム シンメトリカルAWDは高度な技術です。

広大でさまざまな路面状況を走る場面が多い北米では、高度な技術の4WD車を手ごろな価格で購入できるフォレスターは重宝されています。

エンジンと駆動方式が高性能

スバルの水平対向エンジンは、低重心・軽量・コンパクトが特徴です。スムーズなエンジンフィールやアクセルワークに対する忠実なレスポンスを実現しました。シーンを選ばず、スポーティーな走りを楽しめます。

スバル理想のエンジンを核としたパワートレーンを左右対称・一直線にレイアウトしているのがシンメトリカルAWDです。タイヤの接地面をしっかり確保し、4WDのポテンシャルを最大限に引き出しています。

高度な技術を結集したフォレスターの走行安定性やハンドリング性能は、世界的に高評価です。

「e-BOXER」の低重心と安定性

スバルは、前述の水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」というパワーユニットを新たに開発しました。

発進・低速走行時はEV走行、加速・中速走行時はモーターアシスト走行、高速走行時はエンジン走行に切り替わります。減速時には、回生ブレーキで効率的に充電するというシステムです。

エンジンと高性能かつコンパクトなモーター&バッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合したe-BOXERは、優れた重量バランスと低重心により、スムーズで力強い走りを実現しました。

確かな安全性能

スバルの原点は、航空機メーカーです。そのような経緯から、ドライバーの視認性を重視し、見やすさ・使いやすさ・疲れにくさといった基本的な安全性能を重視する設計思想を抱いています。

運転支援技術「アイサイト」は、スバルの設計思想を具現化したものです。ステレオカメラの認識と制御により、ドライバーの状況を見守り、安心で快適な運転を支援してくれます。

ぶつからない・疲れない・ヒヤリとしないなどをサポートする機能です。また、ドアミラー位置を工夫したり、ピラー形状を最適化したりして、優れた視界性能を確保しています。

フォレスターの乗り心地を口コミでチェック

スバル独自のこだわり技術が詰まったフォレスターは、高い走行性能だけでなく、快適な乗り心地にも定評があります。具体的にどのような評価がなされているのかチェックしてみましょう。「みんカラ」のレビューをいくつかご紹介します。

視界が良好で運転しやすい

オーナーレビューで多かったのは、視界の良さです。『見晴らしが良く、死角が少ない感じでした』との声や『視界が広く運転しやすい』との声があります。

『初めてでも視界がいいので車両感覚もわかりやすくてとても乗りやすいです』という評価をはじめ、購入後すぐに慣れたとの声が多数です。視界性能の良さは、運転疲労の軽減につながります。

デザインが気に入っている

フォレスターのデザインを気に入って購入した方が多くいます。「みんカラ」口コミの『テールランプ付近の黒パーツとX-BREAKのレッドオレンジがアクセントになっていて自分のどストライクです』との声は一例です。

他にも『ボディは好みのデザイン』『フェイスリフトしたガンダム的なデザイン』と表現している方が多く、気に入ったからこそフォレスターを購入した満足感が伝わります。

信頼できる安心安全な性能

スバルが誇る安全性能も高く評価されています。安心してドライブできることは快適な乗り心地につながるポイントです。

「みんカラ」には『一番の特徴は、気象条件が最悪でも必ず帰ってこれる高い信頼性と安心感です。スバルが長年培ってきた技術の賜物です』というユーザー評価が寄せられています。

また『運転が楽、安全確認がしやすいから疲れない』や『走る愉しさを犠牲にしない安全装備、性能、燃費、走破性の高さ』を満足している点に挙げている方が多数です。

思っているより小回りが利く

ボディが大きい部類に入るフォレスターは、取り回しに注意が必要という認識で購入するかと思います。実際乗っている方のレビューを見ると、思ったより扱いやすいようです。

「みんカラ」の口コミには『期待はしていませんでしたが、小回りが意外と得意だった事は、とても扱いやすく視界も良いので運転しやすいです』という感想があります。

扱いやすさが分かるのは『重たい車ですが良く曲がります』という声や『サイズはかなり大きめですが、ホイールベースがそこまで長くないので意外と狭い場所でUターンなんかも出来ちゃいます』という声です。大きなボディサイズに慣れていない方でも安心して運転できます。

弱点になりそうなのは?

車を購入する前には、弱点もきちんと把握しておきましょう。フォレスターについては、前述したとおり、デザインなど気に入った上で購入している方が多いため、さほど弱点が挙げられていません。

「みんカラ」では『特に無いが、強いて言えば燃費』『しいてあげればもう少し燃費が伸びてくれれば』と、不満な点に燃費を挙げている方が多い傾向です。燃費が『正直、悪い方かもしれない』という声もあります。自分が求めている燃費性能と照らし合わせてみましょう。

乗り心地が安定しているフォレスターの基本情報

フォレスターの購入を検討する前に、基本情報をチェックしましょう。グレード・新車価格・主要スペック・燃費性能・ボディカラーを項目ごとにご紹介します。重視したい条件を事前に確認しておくことは、後悔しない車選びをする上で大切です。

グレードと新車価格の一覧

2021年9月に大幅改良を施した新型フォレスターは、現在4グレードラインナップです。2022年11月現在で販売されている、各グレードと新車価格は下記表を参照してください。

【グレード:新車価格】

  • Touring(ツーリング):299.2万円
  • X-BREAK(X ブレイク):313.5万円
  • Advance(アドバンス):323.4万円
  • SPORT(スポーツ):335.5万円
  • STI SPORT(STI スポーツ):363万円

(2022年11月時点の情報です)

主要スペック

フォレスターは、グレードにより車両重量や全高の高さが若干異なります。駐車場によっては、少しの違いも大切になるため、スペックをきちんと確認しましょう。

グレード:Touring
全長×全幅×全高(mm):4,640×1,815×1,715
室内長×室内幅×室内高(mm):2,140×1,545×1,275
車両重量(kg):1,620~1,640
エンジン:2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)

グレード:X-BREAK
全長×全幅×全高(mm):4,640×1,815×1,730
室内長×室内幅×室内高(mm):2,140×1,545×1,275
車両重量(kg):1,630~1,640
エンジン:2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)

グレード:Advance
全長×全幅×全高(mm):4,640×1,815×1,715
室内長×室内幅×室内高(mm):2,130×1,545×1,275
車両重量(kg):1,640~1,660
エンジン:2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)

グレード:SPORT
全長×全幅×全高(mm):4,640×1,815×1,715
室内長×室内幅×室内高(mm):2,130×1,545×1,275
車両重量(kg):1,570~1,590
エンジン:1.8L DOHC 直噴ターボ”DIT”

グレード:STI SPORT
全長×全幅×全高(mm):4,640×1,815×1,715
室内長×室内幅×室内高(mm):2,130×1,545×1,275
車両重量(kg):1,570~1,580
エンジン:1.8L DOHC 直噴ターボ”DIT”

燃費性能

オーナーレビューによると、燃費性能を弱点として挙げている方が一定数います。近年は、燃費性能が優れている車種が多いため、そのように感じるのも無理はありません。

ボディサイズやSUVの特徴を考慮に入れ、総合的に判断しましょう。カタログ燃費については下記表を参照してください。

【グレード:WLTCモード燃費(km/L)】

  • Touring:14.0
  • X-BREAK:14.0
  • Advance:14.0
  • SPORT:13.6
  • STI SPORT:13.6

ボディカラーは全10色

現在、フォレスターの3グレードに用意されているボディカラーは全10色です。X-BREAKでは、4色のみ選択可能なためご注意ください。カラーによっては、有料のメーカーオプションです。

【Touring・Advance・SPORT・STI SPORT】

  • ホライゾンブルー パール
  • サファイアブルー パール
  • マグネタイトグレー メタリック
  • ブリリアントブロンズ メタリック
  • オータムグリーン メタリック
  • カスケードグリーン シリカ
  • クリムゾンレッド パール(3万3,000円)
  • クリスタルホワイト パール(3万3,000円)
  • クリスタルブラック シリカ
  • アイスシルバー メタリック

【X-BREAK】

  • マグネタイトグレー メタリック
  • クリスタルホワイト パール(3万3,000円)
  • クリスタルブラック シリカ
  • アイスシルバー メタリック

安定感のある乗り心地が魅力。フォレスターの中古車相場

運転のしやすさや快適な乗り心地に定評があるフォレスターは、人気車種のため、中古車市場への流通台数が安定しています。

2022年11月時点で、ガソリン・ハイブリッドモデル両方を含む5代目フォレスター全体の中古車相場は239万円~439万円です。年式・グレードの他、走行距離・ボディカラー・搭載オプションにより価格差があることに注目しながらチェックしましょう。

乗り心地に定評があるフォレスターのライバル車種

フォレスターは、普段使いができる走行性能が高いSUVですが、似たようなコンセプトの車種があります。ライバル車種として比較されることが多い3車種は、トヨタ RAV4・スバル XV・日産 エクストレイルです。

それぞれの特徴と中古車相場をご紹介します。比較検討の参考にしてください。

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4も、フォレスター同様、日常使いの快適性と四輪駆動による優れた走行性能が特徴のミドルサイズSUVです。世界的にも知名度が高いトヨタ車のため、好調な新車販売台数を記録しています。2021年12月にマイナーチェンジを施しました。

中古車市場への流通台数は安定しています。2022年11月現在、RAV4全体の中古車相場は239万円~564.2万円です。

スバル XV

フォレスターと同じスバル独自の高度な技術が搭載されている街乗りSUVには、XVがあります。フォレスターよりもやや全高が低いため、コンパクトな印象です。実用性が高く、街中で映えるスタイリッシュなデザインとなっています。

取り回しの良さや快適な乗り心地はフォレスターと同様です。2022年11月現在の中古車相場は、119万円~345万円となっています。

日産 エクストレイル

技術力が高いことで知られる日産も、街乗りに使えるミドルクラスSUVのエクストレイルを販売しています。エクストレイルの特徴は、オフロードでの高い走破性です。路面状況を選ばず、安定した走りを体感できます。

フォレスター・RAV4・XV同様、ガソリン・ハイブリッド両方のパワートレインから選択可能です。2022年11月現在の中古車相場は、エクストレイル全体で389.9万円~570万円となっています。

スバル フォレスターの中古車

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