7シリーズがフェイスリフト。ロシアから報告

7シリーズがフェイスリフト。ロシアから報告

■7シリーズ、4年目のフェイスリフト [2/7]

さて、メルセデス・ベンツSクラスと並ぶBMWのフラッグシップ・セダンの7シリーズ（F01標準ホイールベース／F02：ロングホイールベース）は2008年秋のデビューから間もなく4年が経過する。ここで計画通りBMWがフェイスリフトを意味するLCI (ライフ・サイクル・インパルス) を受けて再登場となった。

ドイツを含むヨーロッパ諸国で7月に発売となったニュー7シリーズだが外観に大きな変化はない。キドニーグリルが幾分大きくなったほか、フロントバンパーのエアインテーク形状が変わり、左右にエアカーテンと呼ばれる縦スリットが新設された。またオプションのフルLEDヘッドライトは先進的で存在感のあるルックスを見せている。しかしそれは部分的に分析しながら差を見つけての話で、実際にホテルの前に並んだニュー7は全体的には旧モデルと並んで初めてその違いが分かる程度であった。