【マイチェン情報】新型「ステップワゴン」登場は5月。デザイン変更、ブラックエディション＆上級仕様エアーでライバルを追撃

ホンダ ステップワゴン

上級志向でライバルと差別化へ

マイナーチェンジ後のステップワゴンの価格について、前出の販売店関係者は次のように話します。

「昨今の情勢を考えると、多少の値上げとなる可能性が高いのが正直なところです。ただ、値上げによる販売上の影響は少ないと思います。

そもそも、ステップワゴンはライバルに比べてやや高めの価格設定であり、『安いから』という理由で選ばれるクルマではありません。そういった意味では、『スパーダ プレミアムライン』や『エアーEX』のような上級グレードが追加されたのは、お客様のニーズをしっかり汲み取っていると思います。

また、2024年7月に登場したフリードが『小さなステップワゴン』と言えるようなデザインを採用しており、お客様からも高い評価をいただいています。

そのため、ご予算重視の方にはフリードを、居住性や機能重視の方にはステップワゴンをおすすめさせていただくことで、さまざまなニーズを持つお客様に対応できると考えています」

すでに多くの販売店ではステップワゴンの受注を停止していることから、マイナーチェンジモデルの登場は秒読みと見られます。

ホンダの大黒柱と言えるモデルがどのように生まれ変わるのか、いまから注目が集まります。

（終わり）

（写真：ホンダ、トヨタ、日産）