サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > アルト ワークスに試乗。走りの完成度やターボRSとの違いを詳細レポート

ここから本文です

アルト ワークスに試乗。走りの完成度やターボRSとの違いを詳細レポート

解決策を探すのも楽しみにつながる

冒頭のスズキ広報氏の言葉にもあるように、10ヵ月という短期間でこのワークスを完成できた背景には、ターボRSの開発ノウハウによるところも大きいのだろう。

ターボRSはいわば“公道でも快適に走れる大人のスポーツアルト”を目指した。その開発途中には過激に走りがちな技術陣を、商品企画担当がたしなめる場面もあったと聞く。そうしたターボRSで蓄積されたアイデアやレシピの引き出しが、今回のワークスに活かされていることは容易に想像がつく。

100km/h以下の公道レベルではゴツゴツと上下しがちなワークスの乗り心地(ただ、とにかくボディが硬いので不快さはない)は、ターボRSの高級感すら漂うフラットネスに及ばないのも否定できない。ターボRSより明らかにレスポンシブで速い身のこなしを活かすには、それ相応の運転も必要だ。

なにを言いたいのかというと、ワークスはターボRSとの差別化のために、あえて過激な仕立てになっている部分もあるということだ。ワークスに乗っていると、山坂道でも5速までフルに駆使できるクロスレシオMTがこのうえない快感である一方で、硬軟を見事にバランスさせたターボRSの完成度にあらためて感心したりもするのだ。

というわけで「叶うことなら、ターボRSにも5MTを!」というベタな結論になってしまいそうだが、私も1台を買うなら、この5MTの快感を味わうためにターボRSではなくワークスを選ぶことになるだろう。価格はターボRSより20万円ほど高いワークスだが、レカロ2脚と入魂の5MTへのお布施と考れば、さほど割高感はない。

ここまで書いてきた細かいツッコミどころについては、自分で解決策を探すのも、この種のクルマの楽しみのひとつでもある。そう遠くない将来に、いろいろなアフターパーツも出てくるだろうし。

スズキ アルトワークスの中古車

スズキ アルトワークスの中古車情報をもっと見る

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2020/7/29 15:48

    違反報告

    2016年の記事かい
  • 2020/7/14 18:26

    違反報告

    スポーツと言うなら確かにワークスMT>ワークスAGS>ターボRS
    仲間と色々検討して購入したのが友人2人がワークスMTとAGS
    自分がRSでそのキャラクターの差を楽しませて貰っている
    MTは強烈なショートストロークなシフトフィールと低速の激しさで常に走りを感じさせる乗り味
    RSはオールマイティな普段使いとその気になればワークスを追いかけ回せる実力のクルーザー
    ワークスAGSは両社の良さを生かした高速道路や峠も楽に楽しめる仕様だなと言う結論に
    3台を乗って自分はRSで良かったと思いなおしている
    友人達も結局自分の買った車両が一番だと言っているからその差を理解して購入して正解だった様子
    もしRSにマニュアルが在ったら!?オールマイティだったかもしれません
    昔のスズキスポーツの様にワークスの足回りとレカロをオプションでCPU書き換えと言った感じでも良かったのではとも思うのですが
    敢えて挑戦したスズキに感謝です!
  • 2020/8/02 03:06

    違反報告

    32Sと現行青ワークスを所有しているが
    ワークスは面白いね
    最高の大人の遊び車だよ

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン