アルト ワークスに試乗。走りの完成度やターボRSとの違いを詳細レポート
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一 6
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一 6
操縦性や乗り心地も、資料から読みとれる地道なチューニング内容から想像するよりも、ターボRSとの違いが明確だ。
全体には、ターボRSよりガッチリと姿勢変化が少ない、水平基調のミズスマシ系の動きになった。わずかな入力でもスムーズに荷重移動してくれるターボRSに対して、ワークスは想定速度が高く、ブレーキングやスロットル操作でよりメリハリを利かせないと“らしい”走りにはなりにくい。漫然とした運転では、逆にターボRSより接地感やリニアリティが後退したように錯覚してしまうシーンもある。
ただ、それ相応の場所でワークスなりの運転をすれば、リニアリティやレスポンスはターボRSよりハッキリと上がっている。同じ軽スポーツでもS660やコペンより圧倒的に軽いので、到達スピードはこれらより明らかに高いが、ステアリングだけに頼った運転では気持ちよく速く走れない。ワークスは、運転の基本を学ぶのに好適なテキストでもある。
すでに公開されている評論の類では、座面が高めの位置に固定されたレカロシートのヒップポイントに対するネガティブな意見も少なくない。なるほど、スポーツモデルとしてはちょっと目線が高めなのは事実で、とくにヘルメットをかぶってサーキット走行をするような用途では、体格によっては困ってしまう人もいるかもしれない。
ただ、アップライトなドラポジ自体は悪いことではないし、身長178cmの胴長体形の私でも、具体的に不都合があるわけではなかった。また、前記の理想的なシフトレバー位置は、このレカロに合わせた入念な調律によるところも大きい。
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