パワーも快適性も装備も“軽バン”をブッちぎり。遊びもOK「Nバンイー」に向いてる人、いない人
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業 16
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まずエンジン付きのNバンを走らせた後、64ps版のNバンイーを同じルートで走らせた。取材の都合でNバンが自然吸気版だったことを考慮しなければならないものの、60→80km/h、80→100km/hの加速を試すと、Nバンイーのほうが圧倒的に静かで力強かった。
仮にターボのNバンと比較していたら静かさ、力強さともにその差は多少縮まっただろうが、そういう次元ではなく、エンジン付きの軽自動車ではあり得ない静かさと力強さだ。Nバンよりも車両重量が約200kg重いのだが、最大トルク162Nmの力がそれを感じさせない(Nバンターボは同104Nm)。
日産サクラで感じたのと同じ“脱・軽自動車レベル”の静粛性と加速力を思い出した。あちらは同195Nmと最大トルク値はより大きく、バッテリーが小さいこともあってNバンイーよりも車重が軽いが、Nバンイーは商用車ということもあって最終減速比が大きいため、加速力は同等と感じた。
(次のページで圧倒的な加速を解説)
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