アルファロメオ久々の新型「ジュニア」はなぜ安いのか。価格も真っ向勝負「LBX」とどっちがお得感が高い?
掲載 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 27
掲載 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 27
もちろん、こうした意見だけでLBXの品質がジュニアに劣るとは断定できないが、ベースとなるヤリスクロスのイメージが強い分、「見た目は普通」と感じられてしまう傾向はある。
装備を見ると、どちらもアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報、ブラインドスポットモニター、パーキングセンサーなどの基本的な運転支援装備は充実している。また、電動テールゲートのようなプレミアムな装備も備わっている。
一方、LBXには明確な利点もある。たとえば全高1545mmというサイズは、一般的なタワーパーキング(高さ制限1550mm)にも対応できる。一方、ジュニアの全高は1585mmとわずかに高く、タワーパーキングに収まらない点が惜しいところだ。
・・・まとめると、イタリア車らしいお洒落な「デザイン」、「ブランドの個性」に惹かれるならアルファロメオ ジュニア、一方でタワーパーキングに収まる都市部での「利便性」や「ハイブリッド性能」に重点を置くならレクサス LBXが向いている。
それぞれ個性が際立つ2台だけに、購入を検討している人は自分のライフスタイルや価値観に合った一台をじっくり選びたい。
>【思わず欲しくなる】アルファ久々の新作「ジュニア」の内外装をギャラリーで見る
(終わり)
(写真:トヨタ、アルファロメオ、ジープ、フィアット)
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